宝塚歌劇宙組のトップスター・桜木みなととトップ娘役の春乃さくらが24日、東京宝塚劇場で25日に開幕するミュージカル・ロマン「黒蜥蜴」(9月6日まで)の公開舞台稽古を行い、終了後に囲み取材に登場した。

 江戸川乱歩の同名小説をもとに、三島由紀夫が戯曲化した名作。

1960年代の高度経済成長期の東京を舞台に、名探偵・明智小五郎(桜木)と女賊・黒蜥蜴(春乃)の駆け引きと、恋模様がロマンチックに描かれる。

 桜木は春乃について、「私が思いつかない表現方法を出してきてくれるので、毎回が新鮮。冬のお話なんですけどすごく濃厚で、夏に見ると涼しくなるようなお話になっているんじゃないかなと思います」とアピール。春乃は「この作品の持つ言葉の美しさをどう表現していくかをたくさん稽古した。2人にしか通じない(気持ちを表す)シーンがたくさんあるので、そこをしっかり出していけたら」と意気込んだ。

 宝塚歌劇では、2007年に花組で上演されて以来の公演となる。桜木は原作や戯曲と比較して、”宝塚版”はロマンスの要素が大きいと主張し。「宝塚もロマンスの劇団なので、純愛をさせてもらっているような感覚。宝塚ならではの雰囲気と相性がいい」と語り、春乃も「やればやるほど、宝塚が持つ愛と一緒だなって感じるこの作品をやるにあたって、愛を大切にしたい」と口をそろえた。

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