俳優で歌手の小林旭(87)が4日、都内で芸能生活70周年記念曲「おとこの慕情」「今さらながらマイトガイ」(11月頃発売予定)の公開レコーディングを行い、報道陣の取材に応じた。

 約8年ぶりにして通算155枚目となるシングル曲。

変わらぬパワフルな歌声を響かせ「(今年11月で)88歳という年齢を聞いてもレコーディングさせてもらえるというのは素晴らしくありがたいですね」とかみ締めた。

 長年にわたって俳優、歌手として活動してきた中、「歌手としての小林旭は意識がない。役者が歌の表現をしているという心情が強いです」と自身を捉える。「役者としての神経が強い。歌詞をセリフとして歌うということに神経を使ってますね」と明かした。

 節目を機に、新曲を引っさげて自身30年ぶりとなるNHK紅白歌合戦出場への意欲を問われると「全然その気はないですね」と即答。「『今さらながらマイトガイ』で紅白と言われても気恥ずかしい。声をかけてくれたらありがたいなと思いますけど。『大トリで出てくれるよう頼むよ』って言われたら頑張ろうという気になるでしょうけど、今さらながら出てもしょうがないなという気がしますね」とうなずいた。

 今年11月に米寿を迎えることから、歌手としての引き際を考えているのか問われると「別に決めてません。棺おけ入っても歌ってるんじゃないですか?」とニヤリ。「元気なうちはそのくらいの気持ちで歌ってますけどね。

俺の歌でもちゃんと聴いてくださる方がいらっしゃる間は、たった一人だけでも歌って差し上げたい。歌えることが気分は良いですし素晴らしいこと」と晴れやかな顔を見せていた。

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