◆米大リーグ カブスドジャース(5日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・今永昇太投手(32)が5日(日本時間6日)、本拠地・ドジャース戦に先発し、5回89球を投げて8安打を浴びながら1失点で抑える粘投を見せて、8勝目の権利を持って降板した。

 立ち上がりはまさかだった。

1回表。先頭で対戦した大谷翔平投手(32)は、試合前の時点で12打数3安打の打率2割5分で本塁打はなしと抑えていた。3球で追い込みながらフルカウントとなって7球目。高めの91・7マイル(約147・6キロ)を右中間席にはじき返されて、25号先頭打者本塁打を浴びて先取点を献上した。大谷に浴びた初の本塁打とあって首をかしげて悔しさをにじませた。

 0―1といきなりリードを許したが、1回裏にはカブスの「PCA」ことクローアームストロングがお返しの25号先頭打者アーチ。すぐに追いついた。2回の今永は2安打を浴びて2死一、二塁のピンチを迎えたが、フェドゥシアを右直に打ち取って本塁は踏ませなかった。2回裏にはスワンソンとPCAの2本の適時二塁打で2点を勝ち越した。

 2点リードの3回は、先頭の大谷から空振り三振。パヘス、フリーマンに連打を浴びて1死一、二塁となったが、後続を抑えて無失点で切り抜けた。4回は先頭のベッツに左前安打を許したが、2者連続三振を奪うなど走者を進めることはなかった。

 4回裏にはPCAの26号2ラン、ブレグマンの左前適時打で3点を追加。鈴木誠也外野手(31)も左翼線への二塁打を放ち、メジャー自己最長を更新する23試合連続出塁をマークし、6―1となって今永は5回のマウンドに上がった。5回先頭の大谷には中前安打。2死一、二塁となったが昨季まで同僚だったタッカーを中飛に抑えた。

 今永は前回登板の7月31日(同8月1日)の本拠地・ヤンキース戦では7回途中4安打2失点と好投を見せたが、援護に恵まれず9敗目(7勝)。それでも直近は7登板連続で2失点以下と安定した投球を見せている。

 大谷に対して昨季までの2年間は10打数1安打、3三振に封じていたが、今年4月26日に対戦した際には、四球、右前安打、右翼線二塁打と全3打席で出塁を許していた。この日は本塁打、空振り三振、中前安打の3打数2安打だった。

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