◆第62回CBC賞・G3(8月9日、中京競馬場・芝1200メートル)

 サマースプリントシリーズ第4戦、第62回CBC賞・G3(9日、中京)の出走馬が6日、確定した。永島まなみ騎手(23)=栗東・高橋康厩舎=は北九州記念2着ジェニファーと初コンビ。

「ここが踏ん張りどころです」と、2年ぶりの重賞タイトルへ決意を込めた。

 2年前のあの瞬間をもう一度。ジェニファーとコンビを組む永島は、7月30日の1週前追い切りで騎乗し、初コンタクト。「いいスピードを持っているという印象です。しっかりと動けていました」と確かな手応えをつかんだ。52キロのハンデも魅力で、期待できる一頭だ。

 24年のマーメイドSで、50キロの軽ハンデを生かし、アリスヴェリテとともに重賞初勝利を挙げた。あれから2年。年間勝利数は24年の32勝から昨年は19勝と減り、今年はここまでわずか4勝にとどまっている。「ここが踏ん張りどころです。もう一回、上がっていきたい」と強いまなざしで前を向く。「(今村)聖奈ちゃんがオークスを勝った。

大きなレースでチャンスをいかにものにできるかが、大事だと思います」とうなずいた。だからこそ、CBC賞は是が非でも、結果を残したい。

 勝利という結果が出なければ、評価されないのが勝負の世界だ。「乗り方は色々と試しています。(荻野)極さんや、(坂井)瑠星さん、(西村)淳也さんに、アドバイスしてもらっています」。尊敬する先輩たちの背中を追って、鍛錬の日々が続いている。

 デビューして6年目に入り、後輩の騎手も着実に伸びてきた。競争は激しさを増すばかり。それでも、「来年には新人の女性騎手もデビューします。そういった部分でも、結果で示していきたいです」と永島はきっぱり答えた。負けず嫌いな面は、以前から変わらない。

 CBC賞のイメージはすでにできている。

「前走のように積極的に乗りたいです。逃げなくてもレースはできますし、上手にこなしてくれます」。23年には年間で50勝をマークし、“まなみん”の確かな手綱さばきが光った。このチャンスをつかみ、たくさんの笑顔をファンに届けたい。(山下 優)

 ◆26年のJRA女性ジョッキー 今村=写真右=は5月24日のオークスを5番人気ジュウリョクピエロで制し、JRA女性騎手史上初のG1ジョッキーに。小林美=同左=は6月28日の函館記念で10番人気ファウストラーゼンに騎乗し、重賞初制覇。札幌では現在5勝を挙げ、リーディング2位につけている。また、古川奈はアンジュプロミスで6月20日の函館11R・STV杯を勝利。デビュー6年目で初のメイン制覇となった。

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