◆第108回全国高校野球選手権大会第4日 ▽1回戦 日本文理―大分商(8日・甲子園

 第3試合では4年ぶり13度目出場の日本文理(新潟)と13年ぶり16度目出場の大分商が対戦する。

 試合前、日本文理・鈴木崇監督(45)は「大分商のピッチャー陣もいい投球をしてくると思うので。

相手さんのいいところと、うちの打者との力比べをしたい」と展望を口にした。また、打線のキーマンには秦碧羽(はた・あおば)内野手(3年)を指名。「(秦を)中心としてクリーンアップからどんどんつながってくれれば」と期待を寄せた。

 新潟大会は、決勝で帝京長岡との今春センバツ出場校同士の一戦を制し頂点に立った。6試合で失策3と堅守が光り、打線もチーム打率4割超と攻守に隙のない野球で、甲子園初戦に臨む。投手陣はスーパー1年生・浅井隼に注目。新潟大会3試合で先発した右腕は、決勝のマウンドで最速139キロの直球と大きく曲がるカーブを駆使し、9回7安打2失点の完投で優勝に貢献した。

 2009年は、中京大中京相手に敗れ準優勝。最後に出場した22年は海星(長崎)に初戦で敗れている。14度目となる聖地で、悲願の頂点を目指す。

 大分商は大分大会で3度の逆転勝ちを収めた終盤の集中力が持ち味。準々決勝の佐伯鶴城戦も終盤に逆転し、準決勝では6年連続出場を目指していた明豊をサヨナラ勝ちで破った。

 チームの大黒柱はプロ注目の最速152キロ右腕・平田玲翔(れいと)投手(3年)。決勝戦は「2番・DH」で先発し、5回からマウンドに上がった。準決勝でできたマメの影響で、6四死球を与えるなど苦しむ場面も見せたが、6回には150キロを計測。視察に訪れた巨人スカウトからも高評価を得るなど、世代トップクラスの力を見せつけた。

 夏の甲子園の最高成績は8強。前回出場した13年は修徳(東東京)に敗れ、初戦で涙をのんだ。1917年開校の県立校。県内最多の16度の出場を誇る名門が、頂点につながる勝利をつかみ取る。

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