◆第108回全国高校野球選手権大会第4日 ▽1回戦 白樺学園―東日本国際大昌平(8日・甲子園

 今大会から導入されたビデオ検証で、初めて判定が覆った。

 場面は1-1の同点で迎えた東日本国際大昌平(福島)の9回の攻撃。

2死一、二塁で二塁走者がけん制死。この判定に対し、東日本国際大昌平がビデオ検証を申し入れた。検証の結果、球審が「ビデオ検証の結果、判定をセーフにします」と場内アナウンスを行い、三塁側ベンチからは大きな歓声が上がった。ビデオ検証が行われるのは今大会3度目で、判定が覆るのは初めてのケースとなった。その後、左前適時打が出て東日本国際大昌平が勝ち越しに成功した。

 日本高野連は今年4月の理事会で、今大会からのビデオ検証導入を決定。対象となる判定は、ホームラン、エンタイトル二塁打の打球、フォースプレー、タッグプレー(タッチプレー)、キャッチまたはノーキャッチ、フェアまたはファウルなどになるが、アマチュア内規の危険防止ルールに関するプレーも対象となっている。委託した中継局の映像を用い、ネット裏にいる検証のための審判が判断。検証開始から2分以内に確証が得られない場合は、判定通りとなる。

 各チームが検証を求めることができるのは9イニングで1回。延長戦に入った場合は、それまでの回数にかかわらずあと1回のビデオ検証を求めることができる。ビデオ検証の結果、判定が変わった場合は1回に数えない。

ただし、今大会については判定が変わったとしても、9イニングで最大2回までしか求めることができない。

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