◆マリーゴールド「SUMMER Destiny2026」(9日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた)

 マリーゴールドは9日、東京・EBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)で「SUMMER Destiny2026」を開催した。

 セミファイナルのスペシャルタッグマッチで岩谷麻優とビクトリア弓月がSareee、彩羽匠の「スパーク・ラッシュ」と復帰戦で対決した。

 スーパーフライ級王者の岩谷は右足親指の骨折で4・11大阪大会を最後に欠場。弓月は右ヒザ前十字ジン帯損傷で4・19札幌大会を最後に休んでいたが岩谷が7・30後楽園ホール大会で8・9大田区での復帰を電撃表明。弓月と組んで「スパーク・ラッシュ」との対戦が決定した。

 岩谷とSareeeは、スターダムの2024年4・27横浜BUNTAI大会でIWGP女子選手権で対戦して以来、2年4か月ぶりの対戦となった。この時は王者の岩谷がSareeeに勝利。以後、岩谷はマリーゴールドへ移籍したが、団体が変わってもSareeeは岩谷との再会マッチを待望してきた。

 注目のゴング。Sareeeは岩谷を先発に指名したが弓月が割って入りドロップキックで先制。Sareeeもエルボーで迎撃し激しい打撃戦を展開した。Sareeeが彩羽にタッチすると岩谷がリングイン。彩羽と打撃の応酬を経てついにSareeeとマッチアップした。

 Sareeeのエルボーを真っ向から受けた岩谷はダイビングボディープレスで逆襲。

緊迫感あふれる攻防を展開した。さらにSareeeが岩谷の背中へ強烈な蹴りをたたき込めば、弓月が彩羽の顔面にドロップキックを突き刺すなど激闘に発展した。

 彩羽が岩谷へフライングニールキックからサソリ固めで捕獲。さらにSareeeが顔面へのドロップキックを連発し追い込んだが岩谷も顔面ドロップキックを突き刺し逆転。さらに場外へ転落したSareeeへトペを敢行した。弓月がダイビングボディーアタックで追撃した。

 それでも「スパーク・ラッシュ」は巧みな連係で逆襲すると、Sareeeがダイビングフットスタンプで弓月を追い込んだ。目まぐるしい攻防からSareeeが裏投げで弓月を投げ捨てると岩谷がリング上で孤立。雪崩式パワーボムで彩羽にたたき付けられると、岩谷はグロッギー。今度は弓月が孤立し最後はSareeeが裏投げで弓月を沈め、勝利を飾った。

 マイクを持ったSareeeは弓月の髪の毛をつかんで「もっともっと強くなれよ。またやってやるよ」とゲキを飛ばすと、岩谷へ「私の本命はず~っと岩谷麻優なんだよ、やっと捕まえたよ。

今日で終わりじゃないよな?頼むよ女子プロレス界のアイコン」とネクストを熱望した。

 岩谷はマイクで「4か月ぶりの試合、岩谷麻優が復帰してみなさんうれしいですか?」と観客へ呼び掛けると「弓月、今日は組んでくれてありがとう。めちゃめちゃ心強かった」と弓月へ感謝した。

 そしてSareeeと彩羽へ「この2人と闘ってくれてありがとう。感謝しています」と伝えたが「疲れすぎで。今のSareeeが言ったこと何も聞いてなかった、ゴメン」と再戦要求をスルーした。

 続けて「4か月ぶりでこの相手キツイよね。めちゃくちゃ強かった」と絞り出し「実質こっちのチームは負けてないと思う」と強がると彩羽がマイクを持ち「負けたんだよお前たちは」と通告し、Sareeeと岩谷へ「この2人のシングル見たいな」と一騎打ちを熱望し弓月へ「生意気小娘。…嫌いじゃないよ」と実力を認めた。

 最後に弓月が「匠さん、Sareeeさんの強さを今日、改めて身に染みて感じました。でも、私は麻優さんも含めこの3人の位置に必ずたどり着いてみせるんで。その日が来たら私と闘ってください。

必ず超えてみせます」と宣言した。

 バックステージで岩谷は復帰戦に「4か月ぶり…きつかった…しんどかった…つらかった…痛かった」とうめき「今は負けたし、何かネガティブなことばっかり出てきちゃうな。でも4か月ぶりの試合最高だった」とほほ笑み「プロレス大好き…そう思えた。まだまだプロレス頑張ろう」と完全復活へ前を見据えた。

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