フィギュアスケート サマーカップ最終日(12日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位から出た島田麻央(17)=木下グループ=が138・77点、合計220・58点で優勝した。今季シニアデビューの17歳は大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、4回転トウループを着氷させて2連勝。

次戦は、国際大会の木下グループ杯(9月4日開幕、東京辰巳アイスアリーナ)で、個人の中立選手として名を連ねる強豪ロシア勢と初めて相まみえる。

 島田がシニアデビューから堂々の2連勝だ。SP首位から出たフリーは、冒頭からトリプルアクセルを成功。4回転トウループは回転不足となったが、着氷させて会場を沸かせた。7月の「みなとアクルス杯」に続いて勝ち、「ハイレベルな大会で優勝できたことは本当に嬉しい」と喜んだ。

 高校野球ファンの17歳。母の影響で横浜高を応援し、エース右腕で今秋のドラフト1位候補、織田翔希(3年)投手が“推し”という。「投げる時に誰よりも先に走って行って、投げて笑顔で帰ってくるところを見て、応援しています」。現地観戦はまだ機会がないが、テレビ画面越しに同世代から刺激を受けており、「自分も頑張ろうと思う。いつか見に行きたい」と語った。

 次戦はシニア初の国際大会、木下グループ杯。22年北京五輪銀メダリストで4回転を跳ぶイグナトワ(旧姓トルソワ)ら強豪ロシア勢が、中立選手としてエントリーする。

島田は「ロシアの選手を生で見たことがないので、4回転ジャンプを見られるのがすごく楽しみ」と、胸を高鳴らせた。(大谷 翔太)

 〇…四大陸選手権女王の青木祐奈は2位だった。フリーでは、武器のルッツ―ループの連続3回転ジャンプで、ループが2回転になるなど細かなミスはあったが、安定感を見せ合計214・35点の高得点をマーク。「大きなミスなく滑り切れてよかった」と安どの表情。24歳と遅咲きながら、12月の全日本選手権では表彰台候補の1人。「自信を持ってスケートができている」と、うなずいた。

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