◆第62回札幌記念・G2(8月16日、札幌競馬場・芝2000メートル)

 今週は真夏のスーパーG2・札幌記念(16日、札幌・芝2000メートル)が開催される。札幌は本州で使用される野芝よりタフになる洋芝が使用されている競馬場。

芝の特性によって産駒にも得手不得手が出てくるが、札幌の芝重賞になると勝率が格段に上がる種牡馬がいる。

 札幌の芝重賞に強いのは2014年から産駒がデビューしているハービンジャー。札幌記念ではこれまで2019年のブラストワンピースが勝利を飾り、2020年にはノームコア、ペルシアンナイトで産駒がワンツーフィニッシュを決めるなど目立つ活躍を見せてきた。産駒の札幌記念成績は【2・1・2・5】。勝率20%、連対率30%、複勝率50%と高い数字をマークしている。

 しかも驚くべきことは、芝重賞すべてで見ると、札幌だけが他の競馬場と違って異様に好走率が高くなる点だ。札幌の成績は【5・3・2・16】で勝率19・2%、30・8%、複勝率38・5%。他の競馬場は勝率が10%未満で、連対率も20%未満となっている。以下は、ハービンジャー産駒の芝重賞での競馬場別成績。

【ハービンジャー産駒の芝重賞での競馬場別勝利】

札幌 19・2% 30・8% 38・5%

函館  6・3% 12・5% 12・5%

福島  0・0%  3・0%  6・1%

新潟  9・1% 13・6% 13・6%

東京  8・6% 14・7% 19・0%

中山  8・0% 10・4% 20・8%

中京  2・8% 11・1% 18・7%

京都  9・6% 16・9% 25・3%

阪神  4・9% 12・2% 19・5%

小倉  3・7% 18・5% 22・2%

 今年の札幌記念には、オールカマー・G2など重賞2勝を挙げるローシャムパーク(牡7歳、美浦・田中博康厩舎)と前走の新潟大賞典で重賞初制覇を飾ったグランディア(セン7歳、栗東・中内田充正厩舎)の2頭がエントリーした。2頭ともに札幌は初登場だが、前者は2023年の函館記念を制覇し、後者も2024年の函館記念で2着に好走したように洋芝でフィットした走りを見せている。競馬場別のデータ通りなら、この2頭のいずれかが、またはワンツーという結果があっても驚けない。

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