◆第108回全国高校野球選手権大会第11日 ▽3回戦 ▽敦賀気比3―7智弁和歌山=延長11回タイブレーク=(15日・甲子園

 2年連続13度目の出場となる敦賀気比(福井)は、3年連続29度目出場の智弁和歌山に延長11回タイブレークの末に敗れて21年以来5年ぶりのベスト8入りを逃した。

 先発した辻琉成投手(2年)は7回まで無失点の好投。

しかし、8回に同点に追いつかれると、延長タイブレークに持ち込まれ、疲労が隠せなくなった今大会最長11回に一挙5失点。なお1死三塁でマウンドに背番号「1」の左腕・鶴田啓人投手(3年)が送られたが、犠飛を許し追加点を献上。それでも次打者を中飛に仕留め、3アウトを奪った。

 後輩のためブルペンで準備し続けた。「5、6回から100球くらい(投げた)。いつでも行けるように」と鶴田。厳しい場面での登板となったが、「マウンドに上がった時から(仲間から)『楽しめ』っていうふうに言われて。少し緊張していたが、(その言葉のおかげで)楽しんで投げることができた」。憧れの聖地でのプレーを振り返り、「すごくいい経験になったが、課題が残る。成長につなげたいと思った甲子園です」と未来を見据えた。

 高校野球の舞台からは去るが、大学でも続けるつもりだ。「もっと成長して、大学でもエース(番号)をつけられたら」。

これからも白球を追う。

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