◆第108回全国高校野球選手権大会第11日▽2回戦 仙台育英6―3拓大紅陵(15日・甲子園

 24年ぶり6度目出場の拓大紅陵(千葉)が仙台育英(宮城)に敗れ、準優勝した1992年以来34年ぶりの8強入りを逃した。

 先発したエース左腕・二宮楽(3年)は最速129キロの直球に100キロ台前半の落差のあるカーブなど緩急をつけ力投するも、2回までに4失点。

3、4回は0を並べたが、5回に1点を奪われた。相手先発の福井は松戸中央ボーイズ時代のチームメートで1年後輩だったが、投げ合いに敗れた。

 打線は2回に山辺颯(3年)の左前適時打で1点を返した。1―4と仙台育英が3点をリードした4回表2死一塁の場面で、雨脚が強まったため37分間の中断。1―5と4点を追う6回には加治征樹(3年)の中前適時打、阪本幹太(3年)の左前適時打で2点を返したが、序盤のビハインドが重くのしかかった。

 坂巻展行監督は試合前に「(令和8年8月千葉豪雨で)甚大な被害を受けてる方もいる中で、大好きな野球がしかも甲子園でできるのは幸せだよと話したので。試合中もそういった気持ちで精いっぱい、はつらつとやりたい」と意気込んでいた。敗れはしたが、懸命の追い上げで甲子園を沸かせた。

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