◆スポーツ報知・記者コラム「両国発」

 JRAは7月25日から今月末まで、暑熱対策として、新潟と中京の両競馬場で「競走時間帯の拡大」を実施している。これは5レースを終えた12時頃から、一番暑いとされる時間を休止時間に充て、15時頃から後半の7レースを行うもの。

最終レースの発走時刻は18時30分頃となっている。

 我々記者は、この間に新聞作成業務を進めているが、一般のファンの皆さんはどのように過ごしているのか。中京競馬場のファンエリアを探索してみると、まず目に入ったのが「涼のオアシス」という大きなテントで、入ると涼しい環境のなか、休止時間のない札幌競馬場のレースやパドック映像をモニターで流している。ここは飲食物を持ち込むことができ、椅子やテーブルも設置され、快適に過ごすことができる。

 居合わせたファンに話を聞くと「集中して札幌競馬を買えるのはいい。普段は目の前の競馬場が中心なので、なかなか札幌までは手を出せない」と話してくれた。また別のファンは「5レースまで競馬場で楽しんで、午後は別の用事に時間を使えます」とのこと。確かに、午前だけ、逆に15時以降だけのレースを現地で楽しむといった、休日の使い方に選択肢が増えるのはいいのかもしれない。

 JRAはパドック(下見所)の周回時間の短縮、ミストや冷水シャワー、日陰を増やすなど、競走馬への対策も進めている。年々、夏の暑さは厳しくなっているが、人馬やファンに事故がなく、暑い時期を乗り切れることを願いたい。(中央競馬担当・山下 優)

 ◆山下 優(やました・ゆう 2023年入社。大阪本社の中央競馬本紙予想担当。

実はロマン派。

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