講談師の神田伯山(43)が16日、東京・シネスイッチ銀座でドキュメンタリー映画「吹替版 モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険」で同作の山崎エマ監督(36)と公開記念トークイベントを行った。

 伯山は、米アカデミー賞にもノミネートされた山崎監督の小学校をテーマにしたドキュメンタリーを見て才能と実力を認めるように。

同作は創刊85周年を迎えた世界的絵本「おさるのジョージ」の原作者レイ夫妻の生涯を描く。

 率先して進行役のように振る舞った伯山は、山崎監督が取材、編集、プロデュースと何役も兼ねていることに感心しきり。「日本の場合、若い女性のドキュメンタリー取材を受け入れないおじさんが多い。その中ですばらしい」とたたえる。

 構想期間を入れると完成までに約10年。クラウドファンディングで2000万円が集まったものの、製作費は足りず「まだ回収できていない。知人のソフーで寝泊まりした時期も」(山崎監督)とつらい時もあったという。

 伯山は巧みに監督の素顔をたずねる中で、プライベートで大きな転機があったことも引き出す。厳しい制作環境の中で大事な男性と出会い、プロポーズされ、結婚。伯山は「すてきなエピソードですね」と感動していた。なお同作のナレーションを女優・河合優実が担当している。

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