◆第74回中京記念・G3(8月16日、中京競馬場・芝1600メートル、良)

 サマーマイルシリーズ第3戦は16頭によって争われ、ジェイソン・コレット騎手が騎乗した1番人気のサトノシャイニング(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父キズナ)は3着。直線追い込んだが、重賞2勝目はならなかった。

 同馬は、東京スポーツ杯2歳Sで2着、きさらぎ賞1着。皐月賞日本ダービーでも掲示板に載るなど、クロワデュノールをはじめ“強い4歳世代”でトップクラスの力を示していた。今回は昨秋の毎日王冠(3着)以来、約10か月半ぶりの一戦だった。7月に短期免許で来日したジェイソン・コレット騎手はJRA重賞初タイトルを逃した。

 勝ったのは2番人気のラヴァンダ(牝5歳、栗東・中村直也厩舎、父シルバーステート)で、勝ちタイムの1分31秒1は、25年8月の3歳上1勝クラスでグローリーリンクがマークした1分31秒3を更新するコースレコード。2着は5番人気のミニトランザット(松山弘平騎手)だった。

  松山弘平騎手(ミニトランザット=2着)「枠も良かったです。最後は甘くなるところがあるので、今日のような競馬をイメージしていました。最後まで反応してくれて、よく頑張ってくれました。ただ、1頭強い相手がいました」

 ジェイソン・コレット騎手(サトノシャイニング=3着)「追い出した時の反応に少し時間がかかる感じでした。勝った馬の脚が切れましたね。個人的には、距離がもう少しあった方が良かったと思います。

ただ、休み明けとしては内容は良かったです」

 ミルコ・デムーロ騎手(カズミクラーシュ=4着)「能力の高い馬です。重賞を勝てるくらいの力はあると思います。ただ、今日はレースとしてあまりうまくいかなかったですね。もう少しペースが流れて欲しかったです」

 西塚洸二騎手(ミナデオロ=5着)「前走を勝って、G3に挑戦でも内容よく走ってくれました。時計が速いなかでよく頑張ってくれました。引き続き期待したいです」

 国分優作騎手(スイープアワーズ=6着)「ゲートは出ましたし、サトノシャイニングの後ろに付けたかったですが、ペースが速くついて行けなかったです。馬のリズムで運びました。流れの速いなか、しまいはいい伸びを見せてくれました。具合は良かったです」

 吉村誠之助騎手(チェルビアット=7着)「うまくいきましたけど、もうひと伸びするには、もう少しためが必要だったかなと思います。テン乗りでその辺が難しかったです。馬は落ち着いていましたし、雰囲気も良かったです」

 石川裕紀人騎手(カネラフィーナ=8着)「レコード決着で、こういう競馬は想定していましたけど、実際速くなりましたね。前半は対応してくれましたし、内容は良かったと思います。

左回りの方が、断然競馬はしやすいです」

 柴田裕一郎騎手(キープカルム=9着)「ポジションが後ろ過ぎました。前半は(ペースが)そんなに速くなかったし、この子の脚はしっかり使えました。僕がうまくエスコートできませんでした」

 団野大成騎手(カンシン=10着)「初めての重賞で、1600メートルも初でしたし、大外枠と難しい条件でしたが、最後はじわっと頑張ってくれました。若干、距離が長い感じもあったので、1400メートルで頑張ってくれると思います」

 菱田裕二騎手(ブエナオンダ=11着)「いい位置でレースを進めることができました。この馬も止まってはいないんですけどね…」

 渡辺竜也騎手(ケイズレーヴ=12着)「前回、芝に使った時より明らかに慣れていて、芝でも切れる脚を使ってくれました。左回りも大丈夫でした」

 田山旺佑騎手(ショウナンアデイブ=13着)「前半はこの馬のレースを組み立てられましたし、雰囲気良く回ってこられました。ただ、最後は苦しくなってしまいました。よく頑張ってくれたと思います」

 浜中俊騎手(リリージョワ=14着)「まずは課題であるゲートをクリアできたことは良かったです。スタートを出ればスピードがあるので、52キロを生かしてああいう形で乗りました。最後は止まってしまいましたね。これだけスピードがあるので、短距離でこそ良さが生きるのではないかと、今日乗って改めて感じました」

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