◆米大リーグ ドジャース―ブルワーズ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ブルワーズの怪物右腕、J・ミジオロウスキー投手(24)が15日(日本時間16日)、敵地・ドジャース戦に先発。今季初対戦となった大谷翔平投手(32)との3度目の打席で“本気モード”を解禁した。

 3点リードの5回。7~9番の下位打線に3連続単打を許して1死満塁の大ピンチを招いた。打席に大谷が向かうと、球場は大歓声。しかし、ここでミジオロウスキーがギアを上げた。初球。低めのスライダーで空振りを奪う。大谷に対してこの日10球目で初めて変化球を投じた。2球目は102・4マイル(約164・8キロ)直球でストライク。3球目は再び低めにスライダーを投げ込んで空振り三振に斬った。2番フリーマンからもスライダーで空振り三振を奪って無失点で脱出。マウンド上では大きなガッツポーズを見せた。

 初回先頭で迎えた大谷との今季初対戦は全6球が165キロ超の直球勝負。

この日最速の104・2マイル(約167・7キロ)も計測し、三飛に封じた。しかし、3回2死一塁で迎えた2度目の打席。再びオール直球勝負を挑むも2ストライクから3球目の内角100・3マイル(約161・4キロ)を高いバウンドで一塁の頭を越える適時三塁打とされていた。

 メジャー2年目の今季、試合前の時点で22試合で11勝5敗、メジャートップの防御率1・76、204奪三振とサイ・ヤング賞の最有力候補にも挙がっている剛腕。6月26日(同27日)の本拠地・カブス戦では公式に球速計測が始まって以降、先発投手史上最速となる105・5マイル(約169・8キロ)を記録したことでも大きな話題を集めた。

 大谷とはレギュラーシーズンでは2度目の対戦。初対決となった昨年7月8日(同9日)は先頭打者アーチを含む2打数1安打1四球、1三振で大谷に軍配が上がっていた。10月16日(同17日)のリーグ優勝決定シリーズ第3戦では2打数無安打、1三振で雪辱した右腕だが、前日に取材対応した際には「最初に彼と対戦した時、2ストライクに追い込みながらカーブを引っかけてしまい、ホームランを打たれたことを覚えている。あの1球で、彼がどれほど打てる打者であるかが分かる。『今後は甘いところにカーブを投げるな』と心に刻むきっかけになった。彼と対戦する時に一番大事なのは、自分が何ができるかってことだと思う」とし、「彼は俺が何をするか知っているよ。速球を投げるってね。

彼がそれを打つか、打たないか。それを見てみよう。打席に立つ相手によって自分を変える気はない。速球を投げるから、打てるものなら打ってみろというスタンスだ。ほら、いくぞってね(笑)」と話していた。

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