女優の高畑充希が12年ぶりとなるアルバム「I’m All Yours」を11月にリリースすることが決まった。高畑は抜群の歌唱力で知られ、来年1月に一夜限りのスペシャルライブも開くという。

今月18日には女優の森七菜が4年ぶりの音楽活動再開を発表するなど、主演級女優の歌手活動が令和に活発化している。

 高畑の新アルバム「I’m All Yours」には、昨年配信リリースされた「Over You」や、自身の主演舞台のため椎名林檎によって書き下ろされた「青春の続き」に加え、新曲「令和Lady恋愛賛歌」など、豪華アーティストが提供した全9曲を収録予定。来年1月11日には東京・有明の東京ガーデンシアターで一夜限りのスペシャルライブが開かれることも決まった。もともと抜群の歌唱力を誇り、2007年から6年間にわたってミュージカル「ピーターパン」で8代目ピーターパン役を務め、最近ではミュージカル「ウェイトレス」で主演。高畑は「今からとても緊張していますが、こんな大きな会場でのライブは一生で一度あるかないかの貴重な機会だと思うので、思いっきり楽しみたい」と12年ぶりのライブに意欲を見せた。

 4年ぶりに音楽活動を再開する森七菜は、10月7日に新シングル「カフェ・オ・レ」を発売する。音楽作品は2022年に発売したアルバム「アルバム」以来で、作詞作曲は自身がファンクラブに入るほど熱狂的に応援し続けるシンガー・ソングライターのあいみょんが担当した。2016年に女優デビューした森は、20年に「カエルノウタ」で歌手デビュー。同年に自身が出演していたCMのテーマ曲「スマイル」のカバーでアーティストとしても注目を集め、同曲は現在までにサブスクリプションサービスで総再生回数1億回以上を記録している。今年は活動10周年に加え、今月31日には25歳の誕生日も迎える大きな節目。演技とともに音楽でも魅了する一年になりそうだ。

 1990年代には宮沢りえ観月ありさ広末涼子篠原涼子などが、2000年代には上戸彩柴咲コウ綾瀬はるか新垣結衣などが歌手デビューしてきた。

近年も人気女優の音楽活動が目立ってきている。

 その筆頭の一人が女優の上白石萌歌だ。「adieu」(アデュー)のアーティスト名で今年活動10周年を迎え、新曲「Wanna me」を7月にリリースした。

 女優でモデルの池田エライザも「ELAIZA」名義でアーティスト活動を行っている。21年に楽曲「Close to you」で歌手デビュー。昨年放送されたフジテレビ系「2025 FNS歌謡祭 夏」に歌手として出演した際には、伸びやかな歌声で女優活動とはイメージの違う姿を見せ、ネットを驚かせた。今年は初のライブツアーを敢行している。

 また2013年にNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のヒロインでブレイクし、現在放送中のフジテレビ系連続ドラマ「Tokyo middle 30」(水曜・後10時)に出演しているのんは映画製作やアートなど幅広いジャンルで活動し、歌手活動も大きな軸になっている。17年に自ら代表を務める音楽レーベルを発足し、コンスタントにアルバムをリリース。今年7月に放送された「FNS歌謡祭」では自叙伝的楽曲「荒野に立つ」を披露し力強い歌声を届けた。

 同じく朝ドラヒロインの福原遥も2019年8月にソロ歌手デビューしている。主演級女優の音楽活動がさらに広がりを見せそうだ。

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