2・5次元アイドルグループ「すとぷり」が20日、東京・国立代々木競技場第一体育館でアリーナツアー「すとろべりーめもりー Vol.10th anniversary~すとぷり ARENA TOUR~」最終公演を行った。4都市13公演で15万人を動員した。

 今年6月で結成10周年。グループ初となる王冠型のゴンドラを使って、登場した。「10年分のありがとうと好きを伝えるよ。覚悟しとけよ」(ジェル)、「声も身体も全部使って、俺たちにささげてくれ。お前の声帯をくれ」(さとみ)とあおり。メンバーがアリーナ通路を歩き、1階席と2階席の間をトロッコで移動し、全てのリスナー(ファンの総称)に惜しみなく感謝を伝えた。

 この日披露したのは、グループのオリジナル曲43曲(メドレー含む)。初のオリジナル曲「Strawberry Prince Forever」(17年)、最新曲「シンデレラへ。」(26年)のほか、「おかえりらぶっ!」(19年)、「スキスキ星人」(20年)など人気曲はもちろん、24年に公開した「劇場版すとぷり はじまりの物語~Strawberry School Festival!!!~」のメドレーや信号機組(莉犬、るぅと、ころん)と大人組(さとみ、ジェル)によるユニット曲など盛りだくさん。リスナーを魅了した。演出にもこだわり、メンバー自ら影ナレーションを実施。過去公演の写真やMCの動画などで10年の歩みを振り返るコーナーもあった。

 公演中、メンバーが「寂しい」と口にすると、ファンも同情。

るぅとが「僕は1人だってやる。明日もここで待っているからね。ここに住む。僕と一緒に同棲(どうせい)しよう!?」と呼びかけると、喜びの悲鳴が起こった。

 ころんが「ここはサウナですか?っていうくらい暑い」というほどの盛り上がりを見せた公演は約3時間半続いた。最後は莉犬がリスナーに「俺たちの宝物です。すとぷりを選んでくれてありがとう。愛してるよ」。何度も何度もメンバーで手を取り合い「ありがとうございました」と叫び、リスナーからも「ありがとう」の言葉。余韻が残る中、幕を下ろした。

 10月3日に東京・台場で行われる音楽イベント「a―nation」に出演することを発表。「すとぷり」が所属事務所「STPR」外の野外音楽フェスに出演するのは初となる。

 ◆すとぷり 2016年6月4日に結成。2・5次元アイドルグループの先陣を切り、SNSでの動画配信、対面でのライブ活動などを実施。22年に初の5大ドームツアーを成功させ、23年にはNHK紅白歌合戦に出場。個人でもワンマン公演、映画の制作総指揮を行う。

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