舞台中心に活躍する俳優の杉山圭一(44)が、1日放送のフジテレビドラマ「さよならノワール」(火曜・後9時)に少女誘拐犯役で出演する。

 「北区つかこうへい劇団」に10期生として入団し、「新・幕末純情伝」(演出・岡村俊一)での怪演などで注目を集めた個性派。

杉山の舞台を見たドラマ演出の河毛俊作氏の指名で誘拐犯役に抜てきされた。「20年間以上、舞台で積み重ねてきたものが、こうして新しい場所につながったことに、俳優を続けてきた意味をあらためて感じました。同時に、映像というフィールドで自分の芝居をどう届けられるのか、身が引き締まる思いで撮影に臨みました」

 ドラマは警視庁の犯罪被害者支援室所属の元刑事(小池栄子)と心理学者(北香那)が被害者や遺族が再生の道を見いだせるよう寄り添い支援していくヒューマンドラマ。杉山は少女誘拐事件の犯人で、20年前にも同じような事件を起こしていた男を演じるが「僕が演じる人物が物語の中でどのような存在となり、ある人物の人生に何を残すのか。ぜひ最後まで見届けていただけたら」と意気込む。

 舞台だけではなく、近年は映画「フロントライン」やトリバゴ、東京ガスのCMに出演するなど活躍の場を広げてきた。「舞台で培ってきた熱量や瞬発力を大切にしながら、映像だからこそ表現できる、より繊細な芝居にも挑戦していきたい。映画、ドラマ、舞台とフィールドを越えて、一つひとつの役を丁寧に積み重ね、『またこの人の芝居を見たい』と思っていただける俳優であり続けたいです」。今回のドラマ出演でさらなるステップアップを図る。

 

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