◆第11回紫苑S・G2(9月6日、中山競馬場・芝2000メートル、3着までに秋華賞の優先出走権)追い切り=9月2日、美浦トレセン

 ラスト1冠への切符取りへ。アストリル(牝3歳、美浦・鈴木慎太郎厩舎、父デクラレーションオブウォー)が、美浦・Wコースで上々の動きを見せた。

サラフィエル(7歳障害未勝利)との併せ馬を行い、道中は僚馬の5馬身後ろを追走して、5ハロン66秒3―11秒3をマーク。鈴木慎調教師が「今週は切れ味の確認と馬に対する反応の良化を求めた」と語ったように、最後の1ハロンはしっかりと追われて4馬身先着を果たすなど順調ぶりをアピールした。

 前々走の遊楽部特別(1勝クラス)を勝って挑んだ、かもめ島特別(2勝クラス)では、ローズSに出走予定のモンローウォークの2着。指揮官も「前走は強い馬に離されたが、あそこからもう一段階、馬として成長している感じはある」と手応えをつかんでいる。

 さらに、週末の雨予報についても「自在性があるし馬場も苦にしないので、どんな展開でも対応できる。切れ味勝負の馬たちの切れが(雨で)鈍ってくれれば、差が縮まると思う」と悲観の色はない。

 秋華賞への権利を取るには3着以内が必須となる。トレーナーが「調子はいいし、力は出せそう。一線級とどれだけ戦えるか」と期待するデクラレーションオブウォー産駒が、秋の大舞台への前哨戦に挑む。

編集部おすすめ