女優の松下奈緒(41)が、10月22日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「アナログナース~デジタルってなんなんだよ!?~」(木曜・後9時)に主演し、2021年に同局系「ドクターX~外科医・大門未知子~」でゲスト出演したフリーランスの看護師を再び演じることが3日、分かった。

 中園ミホ氏が脚本を手がけた「ドクターX」「ザ・トラベルナース」シリーズに続くテレ朝の医療ドラマシリーズ3部作の集大成。

5年前に演じた那須田灯(なすだ・あかり)役のオファーに「ビックリしました。当時は1話だけだと思っていたので…」と驚きつつ「また(役に)会いたいなと思っていたので、こういう形で叶ったのはすごく嬉しいですね」と喜んだ。

 デジタル化、AI隆盛の現代に対抗するように、灯は最新機器や電子カルテの情報に頼らず、患者の変化はノートに手書き。「給料は現金払いで」と電子マネーも持たない。「人間はアナログです」という信念のもとに、効率の波に取り残された人たちをアナログの力で救っていく。

 松下は「命を預かっている現場はミスもできない一番究極の現場。自分の目で見たもの、触ったものしか信用しないというところが(灯の)最大の強み」と分析。自身も作曲活動をする際は手書き派といい「人の温度を感じることを大事にする生き方はかっこいいなと思います」と共感する。劇中では昭和歌謡を歌唱するシーンもあるという。

 「ドクターX」「ザ・トラベルナース」と同じ世界観が交差するシェアード・ユニバース形式の意欲作。キャストがサプライズ的に作品を横断する展開も期待できそうだ。両作品のファンでもある松下は「この世界の中に灯を関連づけてもらえたのは怖さもある」と重圧を感じながらも「せっかくやるんだったら、長く愛してもらえる役に出会いたい。

デジタル化が進めば進むほど、灯の面白さがもっと引き立つと思います」とシリーズ化に意欲を見せた。

 ◆シェアード・ユニバース 複数の作品が同じ世界観や時間軸、設定を共有し、作品ごとに異なるキャラクターが影響をもたらす手法。一見独立したストーリーのようで、別の作品のキャラクターが同じ事象に関わることもある。代表的な例では米のヒーロー映画群「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」など。日本では2024年の映画「ラストマイル」にTBS系「アンナチュラル」「MIU404」の出演者が交差し話題となった。

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