現地時間6日、ディズニー・チャンネルの人気若手俳優キャメロン・ボイスが20歳の若さで他界した。共演者らから多数の追悼メッセージが届くなか、キャメロンの父ヴィクターさんは亡くなる数時間前に撮影された写真をInstagramに公開し、最愛の息子を突然奪われた悲しみを綴っている。


ディズニー・チャンネルのドラマ『ジェシー!』のルーク役や『ディセンダント』のカルロス役で一躍人気を集めた若手俳優のキャメロン・ボイスが、持病のてんかんが引き起こした発作により睡眠中に他界したのは現地時間6日のことだった。

最愛の息子を突然奪われた父ヴィクターさんは現地時間9日にInstagramを更新し、亡くなる数時間前に撮影されたというキャメロンの息子の写真を公開、

「彼がこの世を去ってしまい、寂しくてたまりません。私と同じような苦しみを誰も感じずにすめばいいと心から願っています。」

「しかしこのような悲劇に襲われ、無感情でいられる人などいません。」

「私たち家族のもとに寄せられるたくさんの愛とサポートはとても美しく、私達は皆さんに心から感謝しています。」

と綴っている。

前途有望だった若手俳優の20歳という若すぎる死には、共演者や関係者が多数追悼メッセージを寄せており、アダム・サンドラーは自身が製作・主演を務めたコメディ映画『アダルトボーイズ青春白書』(原題: Grown Ups)&『アダルトボーイズ遊遊白書』(原題: Grown Ups 2)で自身の次男キース役を演じたキャメロンを、旅立ってしまうには

「早すぎた。優しすぎた。面白すぎた。」

と悔やみ、「親切で素晴らしい才能があって、礼儀正しい子だった」「愛していた」と綴っている。


またキャメロンと同年代の娘2人を持つミシェル・オバマ元大統領夫人は、Instagramにキャメロンとのツーショットを投稿、

「撮影現場やホワイトハウス、そしてプロジェクトなどを通じ、これまで何度かキャメロン・ボイスと時間を過ごせた私は幸運でした。わずか数回でしたが、それは彼が類稀な才能の持ち主であるだけでなく、素晴らしい心を持ち合わせた青年であると気付くには十分な時間でした。」

と記している。

「実力派俳優」「明るくてポジティブ」「家族思いの優しい好青年」―共演者や関係者が口を揃えてこうキャメロンを形容しており、撮影現場でもお茶の間でも“愛されキャラ”だったことが伝わってくる。この世を去る前日にキャメロン自身がInstagramに投稿したモノクロ写真には、現在977万件超の「いいね!」が寄せられ、前途有望だった若き俳優の死を悼むコメントは92万件に及んでいる。

画像2枚目は『Victor Boyce 2019年7月10日付Instagram「My son.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)