イギリス出身の僧侶が、タイの僧侶階級の最高位に昇格した。外国人が最高位「ソムデット・プラ・ラチャカナ」に任命されるのは初めて。


マティチョンの報道よると、官報は14日、高僧8人を最高位のソムデット・プラ・ラチャカナに昇格すると発表。東北部ナコーンラーチャシーマー県パークチョン郡のバーンライトーシー僧院で修行するイギリス人僧侶、ショーン・マイケル・チバートン(68歳、通称アジャン・ジャヤサロ)も含まれていた。

アジャン僧侶は、国王からソムデット・プラ・ラチャカナの称号を授与される。タイの歴史上、外国人僧侶に最高位の地位が授与されるのは初めて。

アジャン僧侶は、1958年1月7日、イングランドのワイト島生まれ。幼い頃に重度のぜんそくを患い、学校を休みがちだったアジャン僧侶は、独学で勉強に没頭。十代で仏教哲学への理解を深め、瞑想を開始。タイへの旅行資金を貯めようと17歳から働き始めた。

その後、タイに渡り、東北部ウボンラーチャターニー県のノンパーポン寺院で故ルアン・ポー・チャー・スバッド師に弟子入り。1979年に出家し、1980年に正式な僧侶となった。

アジャン僧侶は、タイ語と仏教経典の習得に励み、パーリ語とサンスクリット語も学んだ。5年間の修行後、伝統的な苦行「ドゥタンガ」に励み、数年間にわたり1人で森をさまよった。

1986年から1996年まで、外国人僧侶のために設立された国際森林僧院で副住職、1997年から2002年まで同増院の住職を務めた。

2003年、住職を辞して瞑想修行に専念。2010年には卓越したタイ語能力が認められ、文化省から優秀タイ語使用者賞を受賞。2004年にマハチュラロンコンラジャヴィディヤラヤ大学から仏教学名誉博士号を授与された。

国王陛下は、アジャン僧侶にタイ国籍を授与。僧侶階級で目覚ましい昇進を遂げた。

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