ラウンド32でアジア勢が全滅した今回のW杯 中国メディアは「...の画像はこちら >>

日本も含め、今大会は好成績を収められなかったアジア勢 Photo/Getty Images

外国人選手や資本だけに頼っているアジアサッカー

ワールドカップのラウンド32の試合が終了し、ラウンド16の進出チームが決まった。しかし、それらのチームの中に、アジアの国の名前が入ることはなかった。



今大会、アジアからは9チームが出場。しかし決勝トーナメントへ進出したチームは、日本とオーストラリアのたった2カ国。日本はブラジルに、オーストラリアはエジプトにPK戦の末敗れ、アジア勢は全滅となった。なお、アジア勢がラウンド16に進出できなかったのは2000年に入って以降、今回で3度目。2006年ドイツ大会(韓国、日本、サウジアラビア、イラン)、2014年ブラジル大会(日本、韓国、イラン、オーストラリア)に続くことだ。

今回の結果を受け、中国メディア『体壇周報』のジャーナリスト、馬徳興氏は「アジアサッカーは後退している」と痛烈に批判。「欧州や南米の強豪、そして同程度の出場枠を持つアフリカの有力チームと直接対決した際、アジア勢は近年で見られた『進歩』が単なる幻想に過ぎなかったことを思い知らされた」「サウジアラビアを筆頭とするクラブチームがAFCチャンピオンズリーグで明らかな優位性を示しているものの、そのすべてが外国人選手に依存しており、外国人選手がいなければ何も成し遂げられない」と豊富な資金や、帰化選手、名将をもってしても成果があげられなかったこと、そして外国人選手に依存していることを指摘。その上で「アジアのサッカーは、一体どうすればより良く発展できるのか? これには、AFCが自らの戦略を見直す必要があるかもしれない」と言及した。

またメディア関係者の沈雷氏も同様に述べ「金銭至上主義のリーグのバブル化」「血縁関係のない選手の大量帰化」「実力に見合わない有名監督の招聘」といった問題が依然として存在していることを示していると指摘。「サッカーの発展に近道はないことが証明された。つまり、ユース育成を強化し、リーグを安定させ、より多くの選手が高水準のリーグへ進出するよう奨励することだ」と結論付けた。

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