インファンティーノ解任の動きが本格化 FIFAで「43票」獲...の画像はこちら >>

FIFAのインファンティーノ会長 photo/Getty Images

解任に向けた動きが加速

FIFA(国際サッカー連盟)で、ジャンニ・インファンティーノ会長の解任を求める動きが本格化している。伊『CORRIERE DELLA SERA』によれば、欧州やアフリカの関係者がオーストリア・ザルツブルクで会談し、解任動議に必要な43協会の支持獲得に向けて動き始めたという。



協議にはUEFA会長のアレクサンデル・チェフェリン、PSG会長で欧州クラブ協会(ECA)会長のナセル・アル・ケライフィ、アフリカサッカー連盟(CAF)会長のパトリス・モツェペらが参加。欧州、クラブ、アフリカを代表する有力者が同じテーブルについたことは、インファンティーノ体制にとって大きな動きとなる。

背景には、W杯の放映権などに民間資本を導入する構想をめぐる対立や、FIFA運営の透明性への不満がある。一方、モロッコ、カタール、エジプト、モーリタニア、レバノン、スーダンの6協会はインファンティーノへの支持を表明しており、反対勢力も一枚岩ではない。

それでも反対陣営は、来年3月の次期会長選挙を待たず、解任を問う投票に持ち込むことを目指しているという。

さらに、インファンティーノ後を見据えたFIFA改革案も浮上。その一つが、会長職を欧州、南米、アジア、アフリカなど大陸ごとの「持ち回り」にする制度だ。連続再任を制限し、長期政権による権力集中を防ぐ狙いがある。また、FIFA理事会の権限を強化し、会長に集中する執行・経済面の権限を分散させる案も検討されている。

インファンティーノは2016年の就任以来、加盟211協会の「1協会1票」という制度を背景に支持基盤を拡大してきた。だが現在、その体制に亀裂が生じている。次期会長候補としては、Concacaf会長のビクトル・モンタリアーニの名前も浮上している。


解任が実現するかは不透明だが、今回の動きは単なる会長批判にとどまらず、「インファンティーノ後のFIFA」を見据えた権力構造の改革にまで発展している。

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