6月といえば、幸せなカップルが結ばれる「ジューンブライド」。今回は、結婚1年以内のフレッシュな新婚さん6人に集まっていただき、「挙式関連、いくらかかった?」「結婚後のお財布、どっちが握ってる?」など、令和のリアルな結婚マネー事情を伺いました!


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令和の挙式平均価格は500万超え!?1年以内に結婚した人座談会

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結婚にまつわる出費、いくらかかった?納得してる?

トウシル編集部:本日は新婚ほやほやの6人の方に集まっていただきました。まずはご結婚、おめでとうございます!


一同:(照)ありがとうございます!


トウシル編集部:事前調査で、結婚スタイルや、挙式関連にかかった金額を伺っていたのですが、予想外な結果に驚いています。

インフレの昨今、挙式関連のお財布を引き締めたカップルが多いのではと予測していたんですが、皆さんけっこう…お金かけてますね…。


アキさん:はい! 実は当初は、私(妻側)の挙式へのモチベーションが低かったのですが、夫の熱量がすごくて…。


トウシル編集部:えぇ~意外…。逆のパターンはよく聞くんですが…。


アキさん:そうなんです(笑)。友達もたくさん呼んで盛大にやりたい、と夫がやる気満々で、私は「えー、そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?」と引き気味でした。


トウシル編集部:それを、どうやってすり合わせたんですか?


アキさん:私の式の前に、姉の結婚式があったんですけど、両親がめちゃくちゃ喜んでるのを見たんです。それで、ああ、自分のためじゃなくて、家族のためにやる価値があるんだなと気持ちが動きました。私が「式や披露宴をやってもいいよ」と歩み寄ったので、彼側にも、人数はだいぶ削ってもらい、ちょうどいいところで着地させました。


トウシル編集部:それでも450万円ですよ!? 一生でこれほどの出費って、なかなかないと思うんですけど、納得はしたんでしょうか?


アキさん:がんばって削れるところは削ったんですよ、これでも。なので、一応、納得はしています。


サクラさん:私も同じです! 姉の結婚式がとても良くて、誰よりも両親が喜んでいるのを見たので、挙式→披露宴のフルコースになりました。

こういう場じゃないと、感謝の気持ちとかなかなか伝えられないし、周囲に対するけじめの意味もあって、夫婦で「ちゃんとやろう!」と決めたんです。


トウシル編集部:サクラさんは少し抑えて、約350万円ですね。


サクラさん:350万円は、決して安くはないけれど、妥協しすぎた感じもしないので、これでよかったかなと思っています。


タクさん:お互いの擦り合わせがうまくいってうらやましいです(笑)。うちは圧倒的に妻側の「挙式も披露宴も全部やりたい」という熱意がすごくて、押し切られました。わが家では妻のほうが権力が強いんで(笑)。


一同:


トウシル編集部:総額500万円というのは、6人の中で最高額です。これを見て、改めてどう思われますか?


タクさん:でもね、先輩や同僚にも聞いたんですけど、これでも安い方だったんですよ。だから、結果的に見て、使い過ぎたという感じがあんまりしないんです。


サクラさん:そうそう! 都内の外資系の一流ホテルとかで挙式や披露宴をすると、こんな額じゃすまないですよ。


一同:大きくうなずく


トウシル編集部:そうなんですね…恐ろしい…。ところで、シズカさんは、挙式なしで総額470万円という金額ですが、何にお金をかけたんでしょう?


シズカさん:私は、挙式なしで「ファミリーセレモニー」をして、披露宴という流れでした。


トウシル編集部:新しいキーワードが出てきましたよ?「ファミリーセレモニー」って何ですか?


シズカさん:「ファミリーセレモニー」っていうのは、両家の親族と顔合わせの新スタイルみたいなものです。手紙を読みあったり自己紹介をしたり、両家だけで親睦を深めた後に披露宴へ、という流れでした。


トウシル編集部:最近はそんなのがあるんですねぇ…。その形を選んだ理由って何ですか?


シズカさん:挙式はなんか、その…照れくさいっていうか(笑)。私がそれをやる、というのが、イメージが湧かなかったんです。それよりも、お互いのコミュニティが一堂に会する機会をつくりたくて、挙式はしなくてもいいから、ちゃんと披露宴をやろう、というところに落ち着きました。


トウシル編集部:ああ~。なんとなく分かります。バージンロードを歩くとか、みんなの前でキスとか、ちょっと…照れますよね…。


シズカさん:そうなんです(笑)。その分、たくさん友達や親族を呼んで、楽しいひと時にしたかったというのがありますね。


トウシル編集部:逆に、挙式関連を安く抑えたお二人にお話を伺いたいです。

まずはハルカさん。


ハルカさん:はい! お互い、旅行が好きなので、「新婚旅行にお金をかけよう!」と意見が一致していました。ただ、一応ウエディングドレスは着たいなっていうのがあったので、フォトウエディングにしたんですけど、楽天市場で1万円くらいで良いドレスがあったのでそれを購入して撮影に使いました(笑)。


トウシル編集部:スゴイ割り切り方ですね(笑)。その分、新婚旅行はがっつり投入されたんですか?


ハルカさん:ハワイに行きました!


トウシル編集部:ああ~、それは100万円かかりますよね。


ハルカさん:そうなんです。ハワイの「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ」っていうホテルの宿泊費がスゴイんですけど、どうしても泊まりたくて…。夫が宿泊費を見て最初ドン引きしてたんですけど、結局「いいよ」って言ってくれて念願がかないました。


トウシル編集部:い…いくらするんですか?(怖)


ハルカさん:えっと…二泊三日で37万円…。


一同:ひえぇ~!


トウシル編集部:新婚旅行でもなければ泊まらないでしょうねえ。


ハルカさん:そうなんです。夫も結局は、「泊まってよかったね」って言ってくれてます。


トウシル編集部:この中では最も金額が低いユタカさん。総額10万円ということですが、どうやってこの額に収まったんでしょうか?


ユタカさん:うちは結婚しようって決まって、入籍日を相談している最中に、子供を授かったのが分かったので、妊婦にとにかく負担がかからない方法を探しました。それに、ハルカさんと同じで、その一日限定で、そんなにお金をかけたくないよねって、夫婦で意見も一致していました。


トウシル編集部:いろいろなカップルがいろいろ話し合って決めた結果なんですね…。ここで、「マイナビウエディング」の統計の「結婚式の平均費用は?」というアンケート結果をみんなで見てみたいと思います。


挙式→披露宴→新婚旅行フルコースの平均額は?

  マイナビウエディング:結婚・結婚式の実態調査2025【結婚式版】【婚姻版】


項目 内容 平均額 プロポーズ 婚約指輪 43万9,948円 結婚式 結婚指輪 37万3,037円   前撮り・後撮り 18万8,000円   挙式・披露宴 315万9,000円 新婚旅行 国内旅行 55万8,000円   海外旅行 110万3,000円 総額平均 *新婚旅行の、国内旅行と海外旅行を平均して算出 499万485円

トウシル編集部:ハルカさんやタクさんが言ってたとおり、皆さん、インフレの今でも、けっこう結婚式にお金かけてるんですよね。皆さんの額を見ても、決して出し過ぎってわけじゃないんですよ。


一同:ウンウン(納得)


トウシル編集部:それでも、一生でなかなか出さない大出費になりがちなんですけど、皆さん、結婚式用に貯金とかしてたんですか?


一同:首を横に振る


トウシル編集部:ええ? 結婚費用を二人でためていた…とかはないんですか?


シズカさん:一緒に暮らしていて、二人でなんとなく出費を抑える意識が働いていた…という感じで結婚のために貯金を始めてたというわけじゃないんです。


タクさん:うちも、一緒に暮らしていて、なんとなくたまってたお金が少しあったくらいです。


アキさん:同じ同じ! 二人でなんとなく毎月貯金してました。


ユタカさん:うちも同じです。結婚費用としては特に貯金もしていなかったですね。


ハルカさん:私もです。


サクラさん:私も同じ…。


トウシル編集部:なるほど…。ていうことは、さては皆さん…親御さんからの援助がありましたね?


ハルカさん:がっつりありました。


サクラさん:たっぷりありました。


シズカさん:たくさんいただきました。


ユタカさん:出産や引っ越し費用など、しっかり助けてもらいました。


アキさん:潤沢にいただきました。でも、もったいなくってそれは使わずそのまま貯金しています。


タクさん:あ、うちもです。両親が幼稚園の時から積立保険をしてくれていて、満期になったのをまるまるもらったんですけど、万一に備えて、それは使わないで残してありますよ。


トウシル編集部:家族が後押ししてくれての金額なんですね。ご両親に感謝ですね~。


一同:ウンウン(大きくうなずく)


マイナビウエディング:結婚・結婚式の実態調査2025【結婚式版】【婚姻版】親からの援助:平均援助額※は177.4万円(両家合わせて)

 


令和の挙式平均価格は500万超え!?1年以内に結婚した人座談会
マイナビウエディング:結婚・結婚式の実態調査2025 【結婚式版】 ※統計上の都合で合計100%になっていません

結婚後のお財布、どっちがひもを握ってる?

トウシル編集部:ここからは、結婚後のお財布事情を伺っていきます。現在、お財布のひもはどっちが握ってますか?


シズカさん:うちは、家計簿アプリの「ワンバンク」というのを活用しています。「ペアカード」というカードを二人で持っていて、毎月1日に数万円ずつ入金して、そこから水光熱費や通信費などの共通費用が引き落とされていく形で、出費が平等になるようにセッティングしています。


 余ったお金はお互いがそれぞれの口座で貯金している形です。ただ、家賃だけは夫が支払っていて、私が後から夫の口座に自動振り込みをしているので、今後は何か別の方法を考えるかもしれません。


サクラさん:うちは、独身時代と変わらずお財布は二つのままですね。夫が「お小遣い制は絶対イヤだ~」と言っていて、家賃は夫が、生活費は私が、という感じで、なんとなく半々になるように設定して、双方納得しています。1円単位でギリギリ計算するようなことはしていないですね。


ハルカさん:うちも共同口座を作ったりしないで、財布は独身時代と同じ、二つのままです。ただ、夫側が「カードを使ってマイルをためたい」って言ってるので、生活費や家賃などの出費は夫が全額支払っています。その代わり、私の貯金額が増えていないとおかしいので、お互いにExcelに収入と支出を入力して、月末に確認し合っています。


ユタカさん:僕のところも似たような感じですね。僕がカードのポイントをためたいので、妻には家族カードを使ってもらって、出口は一括して僕になります。ただ、お互いの収入の割合で係数を決めて、使用した額のうち、妻の配分額を僕の口座に振り込んでもらっています。だから僕、妻の貯金額も知らないんですよ。


タクさん:うちも、お財布を一つにしてはいませんし、今後も多分しないと思います。僕がマンションを持っていたので家賃は僕がローンを支払って、食事代と水光熱費だけ妻に支払ってもらってます。実は奥さんが…とんでもない浪費家だというのが分かりまして…。


一同:ほう…(興味津々)


タクさん:一緒に住み始めてから、タクシーの領収書や、スゴイ額のレシートがどんどん出てきてびっくりしました。とにかく財布のひもが緩いんです。マネーリテラシーがない!と指摘しまくって、やっと「私、使い過ぎてる?」って自覚してもらえるようになりました。まだまだ油断はできないですけど(笑)。


トウシル編集部:なるほど…。解決方法が夫婦それぞれで個性的ですね(笑)。この中で唯一、お子さんがいるユタカさんは、今後、教育費もかかってくると思うのですが、今後、どうするご予定ですか?


ユタカさん:この先も、口座は分けて、それぞれで運用していく形になるかな…。確かに家族だけど、それぞれの人生を尊重していきたいというか…、自立して生きていきたいなと思ってます。


サクラさん:うちも、今は二人で平等になるように分けていますけど、子供が産まれて、私が時短を取って働く時間が短くなったりしたら、負担の割合を話し合って調整していくこともあるかなと思います。


トウシル編集部:確かに、今は皆さん二馬力で働かれていますが、ライフステージが変わったりしたら話し合いも必要ですよね。


サクラさん:そうですね…。人によっては、妊活の期間中もバリバリ働き続けるのが厳しい人もいるという話も聞いているので少し怖いです。今から夫に「何が起こるか分かんないよ?」とインプットして分かってもらう準備をしたほうがいいかな…とは思っています。


ハルカさん:私も同じです。これは女性側だけじゃなくて男性側にも言えることだと思うので、毎月二人で貯蓄して、万一の時の選択肢が増えるようにしておきたいなと。


シズカさん:私も! 何があってもいいように、貯蓄だけじゃなくて資産運用も二人で頑張らないといけないなと思ってます。


結婚式「こうしておけばよかった」回避のポイント

トウシル編集部:6月=ジューンブライドというのもあり、親族や友人の結婚式に出席することで結婚を意識し始めるカップルも増えると思います。先輩から、「これから結婚する人にアドバイス」をお願いします!


サクラさん:私は、結婚式に関することについては少し後悔が残っているところがあるんです。例えば結婚指輪なんですが、新婚旅行に突っ込みすぎて、割と安いのを買ってしまったんですよね。でも今考えると、結婚指輪こそ、毎日身に着けるものなので、ここはケチらないほうがよかったなと(笑)。


トウシル編集部:確かに! 結婚式の後も、ずっと形に残り続ける大事な物ですよね。


シズカさん:私は、ほかの人の結婚式に出席させてもらったときのことを思い出してみるといいと思っています。自分としてはこだわっていても、出席者にとっては印象に残らないことも多いじゃないですか。例えば、卓上の花とか、ブーケとか、案外細かい部分を覚えていないことが多くて。


 だから私は、ブーケもアーティフィシャルフラワーっていう造花を使って、挙式から披露宴から二次会まで全部一つにまとめちゃいました。お金をかけるところの優先度を判断するときに、「自分が参列した時に、印象に残ってるかどうか」というポイントを加えるといいと思います!


ハルカさん:私と夫は、結婚式より新婚旅行!で意見が一致していたからいいんですけど、ほかの方に聞くと「やりたい方に合わせたほうが遺恨が残らない」という意見をよく聞きます。「やった後悔」より、「やらなかった後悔」のほうが後々、遺恨を残すらしいです(笑)。


トウシル編集部:確かに! 夫婦初めてのすてきな思い出のはずが、一生言われ続けるのも嫌ですよね…。相当譲れない条件でないかぎり、挙式や披露宴に関しては「やりたがっている方」の意見をくんで話し合ったほうが、幸先の良いスタートが切れそうです。


結婚生活「こうすればうまくいく」アドバイス!

アキさん:結婚式をするにあたって、二人でしっかり話し合う機会を持つ、というのが、結婚式の本当の意味なんだろうなと思います。例えば挙式や披露宴をするかしないかなど、しっかり話し合って乗り越えていけると、結婚後もうまく調整できる夫婦になれるのかなと思いました。


トウシル編集部:確かに。結婚って、夫婦が初めに行う「価値観すり合わせミーティング」が必要ですもんね。


タクさん:確かに。100%完璧な相手っていないと思うし、状況によっても自分も相手も変わっていくものなので、話し合いができる相手を選ぶのがやっぱり一番大事かなと思います。うちも何度もケンカしましたけど(笑)、それでも話し合って解決できたので結婚に踏み込めました。


トウシル編集部:結婚前からどっちかがガマンしてる状態は確かによくないですよね。結婚式をするかしないか、どこに住むか、お財布事情はどうするのか、話し合わないといけないことがたくさんあるので、いい判断材料になりそうです。


サクラさん:ただ、結婚した後は、お金の価値観をもう一度合わせておいた方がいいと思います。特に、「大きな買い物をする場合はお互いに事前に相談する」というルールを設定したほうがいい!と強くアドバイスします。夫が割と桁が違う買い物をして、後で「えぇっ!?」ってなったことがあったので(笑)。


一同:ウンウン


ユタカさん:僕は、結婚後にグチグチ文句を抱えてる状態はよくないな、と思います。自分で選んだ自分の人生、自分が選んだ大切なパートナーなので、難題にぶつかったときに、逃げないでしっかり話し合いをするのも責任の一つだと思うんです。また、結婚って、自立できる二人が一緒に歩くということだと思うので、経済力はお互い、失わないほうがいいと思います。


シズカさん:そうですね。私は、自分が仕事を辞めることって想像できないし、したくないんですけど経済力は大事かなと思います。また、話し合いをするタイミングを見計らうのもすごく大事! 相手の感情がニュートラルな状態のときに、改善案をセットにしてこちらのしてほしいことを交渉すると、ケンカになりにくいんじゃないかなと思います。


ハルカさん:私は、結婚した先輩に言われた「楽しい時間を過ごせる人より、辛い時に一緒に乗り越えられる人を選んだほうがいい」という言葉がすごく印象に残っていて、結婚した後も本当にそれだな、と確信しました。楽しい時間は誰とでも過ごせるけど、支え合う、話し合うことができる人を選ぶのが大事だと感じますね。


トウシル編集部:含蓄のある言葉です…。ありがとうございます。それでは最後に質問です。皆さん、結婚して幸せですか?


一同:はい!


トウシル編集部:前向きな返事でうれしいです! 本日はありがとうございました!


企画/取材/編集/執筆 金井雪子


(トウシル編集チーム)

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