JR東日本は2026年6月16日、上野駅の中央改札前に大型LEDビジョンの「UENO CANVAS」を設置し、運用をスタートしました。
JR東日本グループは上野駅を「文化創造HUB」と位置づけて、人々と地域をつなぐ「共創型まちづくり」を進めています。
取り組みの一環として、2026年春には中央改札を含むグランドコンコースがリニューアルされたほか、東京藝術大学の協力によって、中央改札の直上にある猪熊弦一郎氏の壁画『自由』も修復されています。
今回「UENO CANVAS」が設置されたのは、これまで平山郁夫氏によるステンドグラス『ふる里 日本の華』があった、自動券売機の上の位置。この自動券売機も前述のリニューアル時に移設されており、現在この場所には訪日観光客向けの案内所である「駅たびコンシェルジュ」が置かれています。
JR東日本は、この大型ビジョンを「『文化創造HUB』の舞台」と説明しており、横長の画面は約75平方メートルの大型サイズ。上野のまちの歴史や観光スポット、歴史を紹介する映像などを流すほか、7月上旬からは広告ビジョンとしても活用していく方針です。
運用がスタートした2026年6月16日には、「JR上野駅『文化創造HUB』共創始動式典」も開かれ、同社の喜勢陽一社長や、台東区の服部征夫区長、東京藝術大学の日比野克彦学長などが出席しました。喜勢社長は「文化創造HUB」としての上野駅のスタートに際し「地域の皆様とともに、何度でも訪れたくなる場所として上野と、文化や歴史の発信拠点として新しい上野駅を作っていきたい」とコメントしています。
ちなみに、元々設置されていた平山郁夫氏のステンドグラスは一時的に撤去されており、猪熊弦一郎氏の壁画と同様、東京藝術大学によって補修が進められています。JR東日本は2026年度中にも新たな位置にステンドグラスを設置する予定。具体的な場所や時期などについては追って発表される見通しです。

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