1カ月ぶりの釣行は、ハイシーズンにさしかかってきたコイ科のフィッシュイーターこと、ハスだ。前回はちょっと時期が早いかと思いきや、連発してくれたので、今はさらに状況が良くなっているに違いない。

しかし多忙ゆえ、なかなか釣行時間が取れない。仕方ないので雨予報のなか、7月4日の夕方、滋賀県長浜市・琵琶湖の湖北の浜へ向かった。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松田久史)

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単独釣行でハスゲーム

とっても寂しがり屋の私。単独釣行は久しぶりだ。釣れないとすぐ帰りたくなるので大体誰かと一緒に行くのだが、タイミング悪く誰も同行してくれなかった。現地に着くと予報通り雨。しかし降り具合はさほどでもなく風もない。レインウエアがなくてもしのげる。

早速準備する。小アユはかなり多く接岸しているようで、水面がにぎやかだ。しかしハスが追い回している様子はない。ボイルがあったりアユボールができていれば期待大なのだが。取りあえずキャストしてみよう。

まずはミノーから。さまざまなレンジを探れるよう、さまざまなミノーを持ってきたのでどんどんチェンジしてリトリーブ&トウィッチで探っていくが無反応。うむ、寒いね。次は期待してトップウォータープラグにチェンジ。こちらもポッパー、ペンシルとアクションを変化させながらローテーションするが無反応。水が冷たいね。

思わぬ残業案件

1時間ほどキープキャスティングしてみたが、ハスのバイトはゼロ。たーまにボイルが出るのでキャストしてみるが、でっかいナマズが2連発。ううむ、1人では集中力が続かない。これはもう帰ろうと車に向けて歩き始める。

琵琶湖でのハスゲームで本命ハスにナマズ ボイルはあるもまさかの苦戦
琵琶湖でのハスゲームで本命ハスにナマズ ボイルはあるもまさかの苦戦
ナマズがヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・松田久史)

すると入口近くの釣り人が、慣れた手つきでペンシルを操っている。ベテランの雰囲気だ。「釣れましたか?」「いや、初めて来たのでハスを釣ってみたいんです」。

雰囲気は玄人だが、なんとハスは初心者。これはわずかながらも先輩の私としては、残業必須案件だ。

雨のなか頑張っている若手アングラーに説明せねばなるまい。このポイントの特徴やハスの釣り方を説明していると、早くも若手アングラーにヒット。しかしランディング直前でバレてしまう。惜しい!口が固いことを伝えていなかったのが悔やまれる。

先を越される

移動しながら探っていくが、2人ともヒットがないまま時間が過ぎていく。ロングキャストで広く探っていくと、ついにヒット。婚姻色の出たハスをキャッチしたのは若手アングラーだ。「おめでとうございます。初心者さんに先を越されてしまいましたね。ホッホッホ」と言いながら集中する。

琵琶湖でのハスゲームで本命ハスにナマズ ボイルはあるもまさかの苦戦
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ナイスなオスのハス(提供:週刊つりニュース中部版APC・松田久史)

しかし徐々に風と雨が強くなり始めた。もう帰りたい……と思うおじさんを尻目に、レインも着ずすごい集中力でキャストを続けている若手アングラーはさすがだ。

体力の限界を迎えたおじさんは疲れたので座って眺めているとまたまたヒット。今度は小型ながらもきれいなメスのハス。ここまでくると釣らずには帰れない。するとようやく私に釣りの女神がほほ笑んでくれた。どうにかオスのグッドサイズをキャッチ。弱りやすいので速攻で写真を撮りリリース。そして光の速さで撤収だ。若手アングラーの夢だったハスキャッチの手伝いができてホッとした一日だった。

<週刊つりニュース中部版APC・松田久史/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2026年7月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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