国は、ながら運転や居眠り運転を警告するシステムを車に搭載することを義務付けます。

なくならない「ながらスマホ」による事故。

携帯電話を使用していたことによって発生した死亡・重傷事故は2025年は148件で、この10年間で最多となりました。

“ながら運転の警報装置”義務化へ 2031年9月から国産&輸...の画像はこちら >>

こうした状況を背景に、国土交通省は国産車と輸入車を対象にスマートフォンを操作するなどの「ながら運転」や「居眠り運転」を検知し、ドライバーに警告するDMS=「ドライバーモニタリングシステム」の搭載を義務付けます。

すでに警告システムを搭載する車はありますが、今後対象となるのは2031年9月以降に国内で製造・輸入されるすべての新型車で、2033年9月からは既存モデルの車でも新たに製造する際は搭載が義務付けられます。

この動きは、日本も参加する今年9月に発効する国際基準に合わせたものです。

“ながら運転の警報装置”義務化へ 2031年9月から国産&輸入車の新型車両に搭載 小型カメラがドライバーの視線・まばたき・顔の向きを解析し警告
資料

「ながら運転」を検知するシステムとは?

8月27日、自動車部品大手「アイシン」の展示館で、その機能を確かめました。

(アイシン 車室内監視システム開発室 乾陽司室長)
「こちらがドライバーの不注意を検知するシステムになります」

アイシンでは、スマートフォンが広く普及する前の2006年から「ながら運転」を検知するシステムの開発に取り組んできました。

“ながら運転の警報装置”義務化へ 2031年9月から国産&輸入車の新型車両に搭載 小型カメラがドライバーの視線・まばたき・顔の向きを解析し警告
CBC

記者が実際に体験。視線を外してみると…

(警告音)「脇見状態を検知しました」

(アイシン 車室内監視システム開発室 乾陽司室長)
Q.今どういうことが起きた?
「視線が正面じゃないのを検知して、脇見と判断しました」

“ながら運転の警報装置”義務化へ 2031年9月から国産&輸入車の新型車両に搭載 小型カメラがドライバーの視線・まばたき・顔の向きを解析し警告
CBC

「レクサス」「プリウス」などですでに採用

車内の小型カメラがドライバーの視線・まばたき・顔の向きをリアルタイムで解析します。

(アイシン 車室内監視システム開発室 乾陽司室長)
「脇見や居眠りとか、ドライバーが前を見ていない状態が危険だと考えている」

“ながら運転の警報装置”義務化へ 2031年9月から国産&輸入車の新型車両に搭載 小型カメラがドライバーの視線・まばたき・顔の向きを解析し警告
CBC

開発したシステムは、「レクサス」や「プリウス」などの一部車種ですでに採用されています。

(アイシン 車室内監視システム開発室 乾陽司室長)
「全世界に同じような動きがございます。ドライバーモニターに関するニーズは、どんどん広がっていると考えている。(警告システムの)普及によって、ドライバー要因となる事故は減っていくと期待をしている」

“ながら運転の警報装置”義務化へ 2031年9月から国産&輸入車の新型車両に搭載 小型カメラがドライバーの視線・まばたき・顔の向きを解析し警告
CBC

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