13日、元モーニング娘。の石川梨華がプロ野球・西武の野上亮磨投手との結婚を自身のブログで発表した。
2000年4月、第4期メンバーとしてモー娘に加入した石川梨華。当時のメンバー総勢11人の内、石川を含めて全員が結婚経験者だったりするんだから、時の流れの無情さを感じずにはいられない……。
「ぶりっ子キャラ」で王道アイドルだった印象の石川。何かとアクが強いモー娘メンバーの中では控えめな印象だったが、モー娘の歴史、さらにはハロー！プロジェクト(ハロプロ)の歴史においては、時代の転換期に欠かせない重要なキーパーソンだったのである。
当時のモー娘は、前年の後藤真希加入でさらに人気が拡大。『LOVEマシーン』『恋のダンスサイト』と2作連続ミリオンを達成し、さらにゴマキ、市井紗耶香、保田圭によるグループ内ユニット『プッチモニ』のデビュー曲『ちょこっとLOVE』もミリオンを記録と、ブームが全盛期を迎えようとしていた。
その狭き門を突破した石川に対し、プロデューサーのつんく♂はいきなり大チャンスを与えることになる。
石川は、デビュー2ヶ月足らずで同期の加護亜依とともに『タンポポ』へ加入する。石黒彩が脱退し、飯田圭織と矢口真里の2人体制だった『タンポポ』。前述の『プッチモニ』に対し、人気も話題も明らかに遅れを取っていた。
モー娘本体との差別化から、「セクシー＆アダルト路線」でスタートした『タンポポ』だったが、セールス面では思ったほど伸びず、「等身大の少女路線」に転換していた。
そこに、若い石川と加護を加えることで、さらに振り切った「ガールズポップ路線」にシフトすることになる。
これは、石川の声質によるところが大きかったのだろう。
オーディション時、つんく♂は「声のキャラが一番強いかなぁ。声のキャラ、一番よかったですね」と石川のブリブリした高い声を絶賛。4人のメンバーの中で最初に選ばれた経緯がある。
結果、第2期『タンポポ』はセールス面でも躍進、『プッチモニ』に猛追して行く。その後、第3期『タンポポ』は石川を除いてメンバー総入れ替えとなるが、つんく♂はそれだけ石川のキャラクター、役割りを買っていたのだ。
2001年3月、石川梨華は『カントリー娘。』にレンタル移籍を果たす。
『カントリー娘。』は、タレントの田中義剛が経営する農場『花畑牧場』で働きながら芸能活動をする「半農半芸」をコンセプトに1999年に結成された3人組ユニット。
しかし、デビュー直前にメンバーの1人が交通事故死。
石川がモー娘に加入したころ、『カントリー娘。』には木村麻美(後にあさみに改名)が加入。2人組ユニットとなっていたが、まだまだパワー不足の感は否めなかった。
ユニット名は『カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)』。石川に多大なる期待が寄せられたことは明らかだ。
石川持ち前の愛らしさと明るさには、結成時の暗い影を払拭するだけの華があった。
2001年7月、つんく♂によるファン感謝企画として、ハロー！プロジェクトのアーティスト総勢20名を3つのユニットにシャッフルし、シングル3枚を同時リリースするという前代未聞のチャレンジが行われている。石川は加護亜依＆松浦亜弥とのトリオで『三人祭り』に参加したのだ。
『ミニモニ。』で大ブレイクした加護、デビュー3ヶ月ながら期待の新星として事務所も大プッシュ中の松浦亜弥とのトリオである。
残り2つのユニット『7人祭り』『10人祭り』に比べ圧倒的な戦力差は、そのまま結果に結び付いた。オリコンランキング、総売上ともに見事トップを獲得、周囲の期待に応える中、さらに同月にモー娘12thシングル『ザ☆ピース』が発売となる。
ここで、石川はゴマキ＆安倍なつみのツートップを抑えて初のセンターをゲット。モー娘新時代の中心となって行くのであった。
プロデューサーのつんく♂が「モーニング娘。にはないかわいらしさを持っている」とまで評した石川梨華。他のメンバーが可哀想な気もするが、彼女の魅力を語る上でこんなに伝わる例もないかも？
ご結婚、おめでとうございます！
※イメージ画像はamazonより石川梨華写真集 Rika Ishikawa
交際発覚は2014年8月、あれから確かな愛を育んでいたようだ。
2000年4月、第4期メンバーとしてモー娘に加入した石川梨華。当時のメンバー総勢11人の内、石川を含めて全員が結婚経験者だったりするんだから、時の流れの無情さを感じずにはいられない……。
「ぶりっ子キャラ」で王道アイドルだった印象の石川。何かとアクが強いモー娘メンバーの中では控えめな印象だったが、モー娘の歴史、さらにはハロー！プロジェクト(ハロプロ)の歴史においては、時代の転換期に欠かせない重要なキーパーソンだったのである。
ミリオン連発！ 黄金期にモー娘に加入した石川梨華
当時のモー娘は、前年の後藤真希加入でさらに人気が拡大。『LOVEマシーン』『恋のダンスサイト』と2作連続ミリオンを達成し、さらにゴマキ、市井紗耶香、保田圭によるグループ内ユニット『プッチモニ』のデビュー曲『ちょこっとLOVE』もミリオンを記録と、ブームが全盛期を迎えようとしていた。
この時のオーディションの応募総数は25,000通にも上ったという。
その狭き門を突破した石川に対し、プロデューサーのつんく♂はいきなり大チャンスを与えることになる。
デビュー2ヶ月で『タンポポ』加入！ 石川のキャラクターに染め上げた!?
石川は、デビュー2ヶ月足らずで同期の加護亜依とともに『タンポポ』へ加入する。石黒彩が脱退し、飯田圭織と矢口真里の2人体制だった『タンポポ』。前述の『プッチモニ』に対し、人気も話題も明らかに遅れを取っていた。
モー娘本体との差別化から、「セクシー＆アダルト路線」でスタートした『タンポポ』だったが、セールス面では思ったほど伸びず、「等身大の少女路線」に転換していた。
そこに、若い石川と加護を加えることで、さらに振り切った「ガールズポップ路線」にシフトすることになる。
これは、石川の声質によるところが大きかったのだろう。
オーディション時、つんく♂は「声のキャラが一番強いかなぁ。声のキャラ、一番よかったですね」と石川のブリブリした高い声を絶賛。4人のメンバーの中で最初に選ばれた経緯がある。
結果、第2期『タンポポ』はセールス面でも躍進、『プッチモニ』に猛追して行く。その後、第3期『タンポポ』は石川を除いてメンバー総入れ替えとなるが、つんく♂はそれだけ石川のキャラクター、役割りを買っていたのだ。
悲運が続いた『カントリー娘。』復活の立役者！
2001年3月、石川梨華は『カントリー娘。』にレンタル移籍を果たす。
『カントリー娘。』は、タレントの田中義剛が経営する農場『花畑牧場』で働きながら芸能活動をする「半農半芸」をコンセプトに1999年に結成された3人組ユニット。
しかし、デビュー直前にメンバーの1人が交通事故死。
もう１人もストレスから脱退という悲劇に見舞われていた。残った戸田鈴音(後にりんねに改名)が単独で『カントリー娘。』として、2nd3rdシングルをリリースしていた時期もある。
石川がモー娘に加入したころ、『カントリー娘。』には木村麻美(後にあさみに改名)が加入。2人組ユニットとなっていたが、まだまだパワー不足の感は否めなかった。
そこに新戦力として石川を加える形で、メジャーデビューを図る。
ユニット名は『カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)』。石川に多大なる期待が寄せられたことは明らかだ。
石川持ち前の愛らしさと明るさには、結成時の暗い影を払拭するだけの華があった。
デビュー曲もオリコン4位と大健闘、新たなハロプロの柱を築き上げる結果となった。
あやや＆加護ちゃんとのトリオ、他のライバルユニットを圧倒！
2001年7月、つんく♂によるファン感謝企画として、ハロー！プロジェクトのアーティスト総勢20名を3つのユニットにシャッフルし、シングル3枚を同時リリースするという前代未聞のチャレンジが行われている。石川は加護亜依＆松浦亜弥とのトリオで『三人祭り』に参加したのだ。
『ミニモニ。』で大ブレイクした加護、デビュー3ヶ月ながら期待の新星として事務所も大プッシュ中の松浦亜弥とのトリオである。
残り2つのユニット『7人祭り』『10人祭り』に比べ圧倒的な戦力差は、そのまま結果に結び付いた。オリコンランキング、総売上ともに見事トップを獲得、周囲の期待に応える中、さらに同月にモー娘12thシングル『ザ☆ピース』が発売となる。
ここで、石川はゴマキ＆安倍なつみのツートップを抑えて初のセンターをゲット。モー娘新時代の中心となって行くのであった。
プロデューサーのつんく♂が「モーニング娘。にはないかわいらしさを持っている」とまで評した石川梨華。他のメンバーが可哀想な気もするが、彼女の魅力を語る上でこんなに伝わる例もないかも？
ご結婚、おめでとうございます！
※イメージ画像はamazonより石川梨華写真集 Rika Ishikawa
