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ネガティブな祈りを叶える!? 「えんぎり」お守り

(上)かわいくてこわい「えんぎり」お守り(下)『妖怪画談』に出てきそうな碑

京都の愛らしいお守りを集めて、モチーフ別、ご利益別に紹介した『京都・お守り手帖』。この本を読んでいて、ふと目に止まったのが、えんむすびと仲良く並んで置いてあった「えんぎり」お守りである。藤の刺しゅうが入った青く小さなお守りに、金で「えんぎり」の文字。見た目はかわいいけど、よーく考えてみると……こ、恐い!

いったいどんな神社でこのお守りが売られているのか? 好奇心に駆られ、京都の安井金比羅宮まで足をのばしてみた。
舞子さんが歩く姿も風流な、京都の祇園。この界隈を奥に入ったところに、ふと現れるのが安井金比羅宮である。なんでも、すべての欲を断ち切って金刀比羅宮にこもった崇徳天皇を祀っていることから「断ち物の祈願所」として知られるようになったとか。良縁を結ぶために悪縁を切る「縁結び=縁切り」の神様ということで、今なお隠れた人気スポットとなっているのだ。

圧巻は、鳥居を抜けてしばらくすると見えてくる白いカタマリ「縁切り縁結び碑」。この巨石のまん中に開いてる穴を、表から裏へ通ると悪縁が切れ、裏から表へ通ると良縁が結ばれるそう。石に貼られたお札を見てみると、「××先生と泥沼の相手との縁が切れますように」とか「○○が奥さんと離婚しますように」なんて具体的な名前が書いてあって……やっぱり、かなり恐い!! いろんな念のこもったこの石自体、なんともいえぬ妖気を出していて、目をそらした隙にグワッと口でも開けてきそうだ。

男女の縁ばかりでなく、病気、酒、煙草、ギャンブルなど、いろんな「悪縁」を切りたい人にもご利益があるというこの安井金比羅宮。祇園という場所柄もあってか、神社の裏にはちょっとしたラブホテル街があったりして、いろんな意味でとても説得力のある「縁結び=縁切り」のお宮様なのでした。(矢部智子)

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2005年2月17日 00時00分

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