元大相撲力士、第68代横綱の朝青龍(ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏)がTwitterで「暴言」を吐いた。
朝青龍の「攻撃」は、この日千秋楽を迎えた大相撲春場所に関連したもの。
これに対し朝青龍は「優勝インタビュー中いらん事飛ばす客腹立つ!! なら相撲見に来るな!!」と野次った観客をSNSで批判し「外人こそ国技守る!!」と挑発。
さらに矛先は「解説者」にも向かう。「舞の海がまたいらん口出したらしいな!あいつ誰や?身体が虫見たい」(原文ママ)と、大相撲解説者の舞の海秀平氏も糾弾。
もともと、朝青龍のTwitterは一部ネットユーザーの間で“過激”で“熱い”と評判だった。実際に今回も、涙を流していた白鵬に「白鵬泣く番多い!! 泣くなバカやろ!! 涙血の色に変えて戦え!!」(原文ママ)と熱いメッセージを送っている。ただ、こんなのは序の口だ。
以前「ドロドロドロコバ! はんなはーら! まじ」というツイートを残した時は「どうしたんだ」「朝青龍がおかしくなった!?」とネットは騒然となったが、サッカー好きの彼が元コートジボワール代表のディディエ・ドログバ選手に興奮しただけということだった。
また、以前白鵬がマスコミにバッシングを受けた際は「謝罪しろ?うるせんだ!やかましいアホタレ!!」とまるで小学生のようにキレた。しかし、当時朝青龍はニュースなどをあまり見ていなかったようで、なぜ白鵬が怒られているのかは知らなかったとか。
まだまだある。大相撲力士の宝富士が活躍した際は「良い出足だたのに!! 宝富士? 宝くじ大当たり!!(爆笑)」と完全なオヤジギャグを披露するなど、まさに独壇場。これらのツイートのたびにネットユーザーは注目した。
終いには「どうだい? 俺のつぶやき? オモロイやろ??」と自画自賛する始末。
過激な言動で今回はバッシングの対象となってしまったものの、現役時の全盛期の強さはまさに「怪物」だった時と同じく、どこか憎めないという感想を抱いた人も多いようだ。