山口達也が強制わいせつ事件を起こした人気グループ・TOKIO。“身内”であるTOKIOの他メンバー4人は2日、そろって都内のホテルで会見を行い、一連の騒動を謝罪した。



 400人近い報道陣が詰めかけた会見では、リーダー城島茂が被害者および関係各所に対し「TOKIOのメンバーとして深くおわび申し上げます」と頭を下げ、他のメンバー3人もそれぞれの言葉で謝罪した。

 会見では、山口がメンバーに対し、グループ、並びにジャニーズ事務所を辞めることを「退職願」の形で提出したと報告。その後、6日になってジャニーズから山口の契約解除が発表された。

 今後、気になるのは山口の被害に遭ったとされる女性、さらにいまだ公にされていない「未遂事件」の数々が白日の下にさらされることだろう。

 ある週刊誌芸能デスクは「すでにライバル誌は『山口の裏の顔を証言する人物に接触している』とか、『これまで明らかになっていない新事実が載りそう』などといった情報が飛び交っている。老若男女誰でも知っているグループだけに関心度も高く、TOKIOについて報じれば、その分、反響も大きく、雑誌も売れると見込んでいる」と証言する。


 また、こんな話もある。今回の山口の件が引き金になって、他のメンバーの「裏の顔」まで公になるのでは? という話だ。

「正直、週刊誌にタレ込もうか迷っている」と明かすのは、ある芸能プロ幹部だ。

「うちの所属女性タレントで、数年前に別のTOKIOのメンバー・Xと番組共演していたのですがその際、間接的に2人での食事やデートを迫られて、本人が困ってしまうことがあった。幸い、番組プロデューサーがこれを察知して盾となり、なんとか難を逃れたが、セクハラやパワハラに敏感な今なら十分、告発する意義はある」(同)

 この番組では、別の番組責任者が女性出演者やスタッフに対し「Xに誘われても、絶対にスルーした上で、プロデューサーに報告するように」と徹底したことで、今までトラブルに発展していなかったという。

 今回、思わぬ形で山口が“パンドラの箱”を開けてしまった。
その余波が懸念される。