ジャニーズ事務所の木村拓哉と生田斗真、V6・三宅健が8月4日、西日本豪雨で大きな被害を受けた広島県呉市を訪れ、炊き出しを行ったことが話題となっている。
3人は「Smile Up!Project」と書かれた黒いTシャツにパンツ、黒いキャップとスタイリッシュなカフェ店員のようないでたちで市内の天応小学校などを訪れ、小中学生にカレーライスやステーキ、お菓子の詰め合わせなどを振る舞うなどして被災者を激励。
木村は2016年6月14日にも熊本地震の被災地である熊本・南阿蘇村にTOKIOの長瀬智也、V6の岡田准一との合同炊き出しに参加。この時もやはり「元気食堂」と書いた黒いキャップに黒いTシャツ、黒いパンツ姿で焼きそばやカレーなどを被災者に振る舞っている。この時は木村が石原プロの支援活動に賛同して同行することになったといい、木村が災害支援に意欲的であることが世間に知られる形となった。
今回の訪問はジャニーズの公式支援ということで、テレビ局スタッフを引き連れてのことだったといい、この木村たちの様子はテレビでも報道された。ジャニーズは今年7月24日、幅広い社会貢献・支援活動を行っていく「Johnny’s Smile Up ! Project」を立ち上げ、今後、継続的にジャニーズグループとして社会貢献活動を行っていくことを宣言している。
木村たちの被災地訪問について、メディアや世間は大いに称賛。ネットでも「あざとさは感じるけど、実際に被災地の役にたってるなら批判できない」「イメージアップでもなんでも、こうして活動してくれることはいいことだと思う」「ジャニーズはなんだかんだで日本で災害があると 被災地に寄り添うような活動をしてくれるよね」といった声が相次いだ。
しかし、やはり一部では、テレビ局のスタッフを引き連れての行動を疑問視する声も続出。「キムタクのためのパフォーマンスとしか思えない」「ジャニーズのイメージアップに使われてる感がちょっと…」「あえてオシャレカフェの店員みたいなおそろいの格好にする必要あるの? どんな時でもイケてる俺みたいな思考が好きになれない」「完全にアピールありきの活動だね」といった辛辣な声も出ている状況だ。
「現場からの声として『マスコミ引き連れての長居は迷惑!』『渋滞も引き起こされ、 せっかく土日は渋滞軽めで買い出しに出れるのに、1キロ先のコンビニにも行けない始末』といったもっともな意見も出ていました。
これらの批判を払拭するには、今度はお忍びの完全プライベートで瓦礫の撤去作業に勤しむしかなさそうだ。