『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)以来、27年ぶりとなる織田裕二鈴木保奈美の共演が話題になり、月9ドラマ『SUITS/スーツ』が初回視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という好調なスタートを切った。

「鈴木は10月期、NHK・BSプレミアムの主演ドラマ『主婦カツ!』にも出演中。

2011年のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で本格的に女復帰を果たし、16年の『ノンママ白書』(フジテレビ系)で18年ぶりのドラマ主演と、順調にポジションを回復。52歳となった今、女優として再ブレイクを果たした格好です」(ドラマ関係者)

 今後も話題作品への出演が続きそうだが、そんな鈴木の芸能人生には、恥ずかしい黒歴史がある。

「『東京ラブストーリー』を手掛けたフジのドラマプロデューサー・大多亮や、江口洋介らと浮名を流しながら、1994年にF1解説者の川井一仁氏と結婚するも、97年に離婚。翌98年、とんねるず石橋貴明と番組共演をきっかけに交際を始めると、すぐ妊娠。すでに撮影を終えていた映画『いちげんさん』(2000)を最後に芸能界を引退しましたが、同作では外国人俳優を相手に大胆ヌードを披露。激しい濡れ場を見せましたが、そのバストは乳首の長い“残念おっぱい”として、映画ファンの記憶に刻まれることとなってしまいました」(映画ライター)

 なんともひどい言われようで気の毒でならないが、この乳首以上に恥ずかしいと思われる、こんな過去もある。


「彼女のデビューのきっかけは、84年の『ホリプロスカウトキャラバン』で審査員特別賞を受賞したこと。86年に女優デビューを果たし、90年代にかけてトレンディドラマへの出演を通じ人気女優へと成長していきました」(芸能関係者)

 問題は、鈴木が出場した84年の『スカウトキャラバン』にある。

「グランプリを獲得したのがあの井森美幸だったということは、鈴木にとって最大の黒歴史でしょう。課題の振付を踊るもへっぴり腰でリズムはメチャクチャ、抱腹絶倒の面白ダンスになってしまった。鈴木はそんな井森に負けてしまった。これは屈辱でしかないはずです」(同前)

 だが、グランプリを獲っていたら、ゴリゴリのアイドルとしてキャリアをスタートさせることとなり、『東京ラブストーリー』と出会うこともなかった可能性もあるだけに、結果オーライということか。


 しかし、あの井森に負けたのは、やはり恥ずかしい過去なのかも!?