清水富美加が幸福の科学に出家!芸能界を事実上引退へ 一連の騒動まとめ

清水富美加が幸福の科学に出家!芸能界を事実上引退へ 一連の騒動まとめ

女優として活躍していた清水富美加(22)が、宗教団体・幸福の科学へ出家するとして事実上の芸能界引退を発表。日本中に激震が走った。今までに明らかになっている一連の騒動をまとめてみた。

女優・清水富美加が幸福の科学出家で芸能界引退へ

2017年2月12日、女優として活躍していた清水富美加(22)が宗教団体「幸福の科学」への出家と、所属事務所レプロエンタテイメントを離脱する意向を発表した。

事実上芸能界引退という形になるが、幸福の科学側は「引退ではなく、今後は当会の映画に出演する」と主張している。

2008年、14歳の時に芸能界デビューした清水。以降、雑誌モデルやグラビア、特撮ヒロインを経て、2015年にはNHK朝の連続テレビ小説「まれ」でヒロインの同級生・蔵本一子役を演じ、知名度を全国区に広げていった。

「ふみカス」を自称し、バラエティー番組やSNSで披露する個性的な素顔もこれまでの女優像とは一線を画していた清水。着実に人気を広げていた有望な若手女優のセンセーショナルな宣言に、日本中に激震が走った。


幸福の科学、清水富美加の「芸能界引退」否定! 「教団の客寄せパンダ」「起用する局皆無」の声

怒涛すぎる「出家宣言」までの経緯とは 「ぺふぺふ病」に罹り精神状態ギリギリだった?

「出家宣言」までの経緯は怒涛なものであった。

2月11日午前、清水は“体調不良”のため、メインMCを務めるフジテレビ系「にじいろジーン」の出演を中止。



その後、清水の公式アカウントtiwitter(@lespros_fumika)では、以下のようなツイートを投稿。

「新しい個人アカウントをつくりました。今後はこっちで更新します。このツイートは、すぐに消されちゃうかもしれないので、皆さんフォローやスクショなど宜しくお願いします。来週、ある「宣言」をします。皆さんどうか、、、」


不穏さの感じられる意味深な発言に、ファンからは不安の声が数多く寄せられた。

その後すぐ当該の旧アカウントは削除され、同日の18時47分には新アカウント(@sengen777)にツイートを投稿。アカウント名は法名の「千眼美子(せんげん・よしこ)」に由来していると見られている。


そして12日、所属事務所が清水の芸能界を事実上引退し、「幸福の科学」の活動に専念する意向を示していることを明らかにした。

「幸福の科学」も同日に会見を決行。清水は出席しなかったものの、報道陣に以下のような旨の直筆コメントを配布した。

・迷惑をかけていることは自覚している
・仕事内容に心が追い付かないことがあり、精神状態がギリギリだった
・だからこそ今出家を決めた
・これからは神のために生き、安定した生活を送りたい


また、会見で教団側は、清水はこれまで月31日休まず、睡眠3時間で働いていたにも関わらず、月給が5万円という「奴隷契約」を結ばされていたとして所属事務所を糾弾。また、清水は水着など性的対象にされる“やりたくない仕事”を強制的にさせられたことを嫌がっていたと明らかにした。

これに対し、清水の所属事務所は「やりたくない仕事を押しつけたことはない」「仕事の内容、仕事量に見合う適切な報酬を支払ってきた」と反論している。

更に、幸福の科学公式サイトでも、「女優・清水富美加氏の幸福の科学への出家について」という文書を発表。

人道的映画に出たいと強い希望を持っていたにも関わらず、最近では人肉を食べる人種の役柄など、良心や思想信条にかなわない仕事が増え、断ると所属事務所から干されてしまう恐怖心との葛藤のなかに置かれていた」といった旨の内容が書かれていた。


↑「人肉を食べる人種役」とされる映画「東京喰種 トーキョーグール」

いつも元気いっぱいで明るい印象のある清水だが、ブログやエッセイではたびたび不安な心境を吐露していた。

2016年12月に発売したフォトエッセイ「ふみかふみ」では、「ぺふぺふ病」に罹っていることを告白。「ぺふぺふ病」とは清水の造語であり、

「それは感情に起伏がなく これといった悩みもなく 余裕があるような というといいように聞こえるが ガムシャラな感じがなく やる気が感じられず 生きている感じがしない というと悪いように聞こえるが」

「がんばっていないわけでもなく そして調子に乗っているわけでもなく そう、擬音にしたら ぺふぺふしているような状況の 一種の病」とのこと。

また、公式ブログでも、以下のような発言を残している。

最近生きてる気がしませんでしたが
なんとかまた、行けそうです。

平坦な日々でしたが、
平坦にしてるのは自分でした。

憂鬱な日々でしたが、
憂鬱にしてるのは自分でした。

出来ないことの方が多い上に故に
色んなことにビビってばっかりで
色んなことに甘えてばっかりで

億劫になってだらついてました。
そして開き直ってました。

まじゴミクズでした。

今年もまた色んなやばいことが
私を待っているだろうけど
そこで終わりたくないです。

次のステージが何か
あんま分かってないけど
次のステージに行きたいです。

今なにかのステージにいるんだから
次のステージもあるんだろうと思います。

あんまり分からないなら
それを探すステージかもしれないですね。
「あのさ.」 清水富美加オフィシャルブログ-清水富美加。

所属事務所と教団側の主張が割れている状況だが、いずれにしても、清水は芸能界で生きていく上で強い葛藤があったことが伺える。

2月3日には、幸福の科学総裁・大川隆法の著書「女優清水富美加の可能性 守護霊インタビュー」が発売されており、このインタビューは1月17日に行われていたとのこと。

幸福の科学公式サイトの文書によると、この収録・発刊をきっかけに清水は自らの天命が「暗黒の海を照らす灯台の光となり、一人でも多くの人を救済していく」ことにあると確信し、「魂の救済のために24時間を捧げる」宗教者となるべく、出家を決意されるに到り、当教団としても宗教上の緊急救済の観点から受け入れを決めたという。

これを鑑みるに、清水の出家決断は突然のことだったのだろう。事務所にしてみれば、有力若手女優の「宣言」はまさに寝耳に水であり、唖然とするしかないというのは想像に難くない。

清水富美加、「突然の出家」「仕事バックレた」報道のウラ――レプロの狡猾すぎるリーク事情

出演作多数残し引退で違約金は10億超!?芸能界にも波紋広がる 

売れっ子若手女優だっただけに、数多くの仕事を抱えていた清水。フジテレビ系「にじいろジーン」NHK「シブヤノオト」2本、ニッポン放送ラジオ「清水富美加 みなぎるPM」と3本のレギュラー番組、映画「暗黒女子」(4月1日公開)、「東京喰種 トーキョーグール」(7月29日公開)「笑う招き猫」(4月29日公開、TBS系同名ドラマと連動)、スポンサー契約中のCM2本を残しての引退となった。違約金は10億円を超えるとも一部報道では言われている。

現在撮影中の映画もあるとのことで、事務所サイドは「現在進行中の仕事だけでも続けてほしい」と呼び掛けているが、清水・幸福の科学サイドは即刻の引退を頑として譲らない姿勢だ。

14日放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」でタレントの千原ジュニア(42)は未発表の映画「ごっこ」で主演し、キーパーソンとして清水が出演していたことを明らかに。自身の主演映画が“お蔵入り”になることを危惧していた。

こうした一連の騒動を受けて、「せめてすべて仕事をこなしてからやめるべき」「両立はできなかったのか」など、芸能界からも苦言が相次いでいる。一方で、「本当にギリギリに追い詰められていたのでは」「潔くて好感が持てる」といった肯定、擁護の声も。

また、同事務所に所属している菊地亜美は今回の騒動を受けてtwitterを更新。能年玲奈の洗脳騒動とも相まって「黒い噂」が止まないレプロを擁護するツイートは賛否両論を呼んだ。







どちらにしても波紋は広がり、事態の収束までしばらく時間がかかりそうだ。

↓芸能人らの「苦言」はこちら

業界は対応に追われる「暗黒女子」は主演不在で公開 「泥棒役者」は撮り直しへ

清水の出家騒動で業界は対応に追われている。

清水が主演を勤めた映画「暗黒女子」は、予定通り4月1日に公開する方針を明らかにした。2月21日に行われる完成披露試写会では、異例の「主演不在」でキャストの登壇が実施される。



この度は、一連のキャストに関する報道を受け、映画『暗黒女子』に関しまして、多大なるご心配をお掛けしております。

映画『暗黒女子』の4月1日(土)の公開予定に関しては、現状変更はございません。

また、完成披露試写会(キャスト登壇予定)に関しましても、当初の予定通り2月21日(火)に実施を予定しております。

今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。

配給:東映/ショウゲート
映画『暗黒女子』オフィシャルサイト-4月1日(土)公開、2月21日(火)完成披露試写会に関するお知らせ

また、清水は関ジャニ∞丸山隆平(33)主演、11月公開の映画「泥棒役者」にも出演していたことが明らかに。
日刊スポーツによると、同映画プロデューサー曰く清水は降板となり、出演場面については撮り直す方針とのこと。現在代役を選考中で、近く代役を含む共演者を正式発表する予定だ。



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