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お腹を凹ませたい? だったら腹筋運動なんかやめちまえ!

2012年5月24日 11時00分 ライター情報:米光一成

『お腹を凹ませたい? だったら腹筋運動なんかやめちまえ!』森拓郎/インプレスコミュニケーションズ/デジカル
〈お腹を凹ますとといえば腹筋運動は常識と思っていませんか? でもあなたは本当にそれでお腹が凹みましたか? フィットネストレーナーとしても経験から正しくお腹を凹ませる方法を教えます〉

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『お腹を凹ませたい? だったら腹筋運動なんかやめちまえ!』は、いきなりガツンとくる。
太っているからこそ腹筋運動をやるべきではない!
腰痛だからこそ腹筋運動をやるべきではない!

じゃあ、どうすればいいのか。
必要なのは何なのか?
腹筋運動ではなく正しい腹筋の使い方だ、と本書は解く。

下腹が出ていて気になる人の場合(体脂肪率が20%を切っているのにお腹だけが出ているような場合)、まず考えられるのは内臓下垂。
内臓を支えるインナーマッスルの機能低下などによって、胃や腸が下がり、おへその下あたりがぽっこりと出てしまう。
こうなると、食事制限してもお腹は凹まない。それどころか度がすぎると、インナーマッスルも筋力低下をおこすので、“手足顔はやせ細っているのに、お腹だけぽっこりと目立つ、キューピーちゃんのような体形になってしまう”。
インナーマッスルの機能低下が原因なのに、腹筋をしてアウターマッスルを鍛えても、お腹は凹まない。

では、インナーマッスルを働かせるのに必要なのは、なにか?
正しい姿勢だ。

お腹を凹ませるだけじゃなく、女性の場合はくびれも気になるだろう。
“くびれに関しては、体脂肪率に関係なく、結構太っているのにキレイにくびれていたり、痩せているのに寸胴に見える場合が”ある。
これは、いったいどういうことだろう。
答えは、骨の問題!
土台である骨格の問題なのである。
くびれは、骨盤周りとウエストの差で決まる。
つまり、土台である骨盤が小さいと、差異も出にくい。
もうひとつは肋骨。
アンダーバストは肋骨に関連している。
肋骨の下部(ウエストに近い部分!)が開いている人は、くびれが出にくい。
手術で肋骨の下部の骨を取る、なんて荒技もあるらしい。
いやいや、さすがにそこまではできない。って人はどうすればいいか。
“悪姿勢によって肋骨が開いていたり、背骨が曲がっていて自分でくびれを潰してしまっている場合などが”あるので、それを正すことでくびれが出現する人もいる。
(とはいえ、骨格の問題だから難しいと、本書は正直に記述している)
というわけで、ここでも重要なのは正しい姿勢である。

「正しい姿勢」というのは、こういうタイプの本を読むと、よく出てくる。
でも、できないんだもん。
正しい姿勢にしてると、疲れるんだもん。
背筋を伸ばしてって、意識して伸ばしてるうちはいいんだけど、姿勢のことをずっと意識してたら他のことは何もできなくなっちゃう。他のことを意識すると、またもとの姿勢にもどっている。

ライター情報

米光一成

ゲーム作家/ライター/デジタルハリウッド大学客員教授。代表作「ぷよぷよ」「BAROQUE」「想像と言葉」等。

URL:Twitter:@yonemitsu

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