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3万件以上の遺品整理をした男が語る「孤立死」の現場

2017年11月25日 10時30分

ライター情報:光嶋茂/イベニア

社会から孤立したため死後、長期間発見されず、アパートなどで遺体が発見される事を「孤立死」という。そうした現場も含め、日常的に亡くなった方の人生に遭遇する仕事がある。「遺品整理」だ。

川口メディアセブンで、日本初の遺品整理専門会社キーパーズを設立した吉田太一さんのトークイベント「遺品整理の現場」が開催された。
遺品整理専門会社キーパーズを設立した吉田太一さん



遺品整理は「生き様を消す」お仕事


もし自分が死んだら誰にも、特に遺族や知人には見られたくないモノというのは多くの人が持っているだろう。そもそも部屋自体がみっともなくて見られたくないというケースだって多い。

孤立死をする人はコミュニティとのつながりが切れているため、部屋に他人を入れることを想定していない。そんな部屋は遺族や知人だって見たくないし、仮に足を踏み込んだら気まずいのだ。

遺品整理のサービスは、完全なる「赤の他人」だからこそ、そのあたりのモヤモヤを薄れさせてくれる。生者も死者も「生き様を消す」ことでスッキリするのだ。PCのフォルダに大量の個人的データをため込んでいるような人にとっては人事ではないだろう。

吉田さんは全国8か所、年間1600件以上の遺品整理を行っている。いわゆる「悲しい現場」は年間2~300件ほどあるという。漂う死臭、吐血の跡、飛び回る虫といったものが充満した部屋だ。そんな現場には物質的処理だけでなく社会的な処理や精神的処理、感覚的処理など特に多くの処理が必要になってくる。


キーパーズでは引き取り手がない家財はリサイクルやリユース、合同供養も全て行っており、遺品についてのリスペクトの念が込められている。「大切なもの」を使わせてもらう、「大切なもの」を供養させてもらう、そんな気持ちがあるから遺族だって安心して遺品整理を任せられるようになるのだろう。

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ライター情報: 光嶋茂/イベニア

猫、読書、アニメが癒しです。京都の大学を卒業後、ライターとして活動中。

コメント 3

  • 匿名さん 通報

    自宅で家族の誰かが亡くなった、あるいは疑わしい場合、すぐ病院へ連絡し医師を自宅へ呼び、その場で死亡診断書を書いてもらいましょう。間違っても警察や消防へは連絡しないように。本当に面倒な事になりますので。

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  • 匿名さん 通報

    なにが、孤独死だよ。あの世から、葬式以上に歓迎されたお迎えが・・

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  • 匿名さん 通報

    おおげさ。20年以上の昔から団地で孤独死はあった。よくある普通のことだ。 家族と住んでる老人のほうが自殺が多いのだから、無理に同居させるのも残酷。

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