大手外食チェーンのサイゼリヤが全店舗を“禁煙”にすると報じられ、ネット上では賛同の声が上がっている。
11月27日にNHKが、「ファミリーレストラン大手のサイゼリヤは、再来年9月までに全国のすべての店舗を原則として禁煙とする方針を固めました」と報道した。現在は“分煙”が主流な「サイゼリヤ」がとうとう禁煙になるという。
どのような理由で「サイゼリヤ」が禁煙になるのか。同記事では、「東京オリンピック・パラリンピック」に向けて厚生労働省が強化を検討している“受動喫煙対策”を背景に挙げながら、「こうした検討を受けて、サイゼリヤでは、客席の禁煙化には改装などに費用や時間がかかるため、国の規制が正式に決まる前に対応方針を固めたものと見られます」と解説。建物の中を原則“禁煙”にしようという国の方針を、「サイゼリヤ」が先回りする形で進めているようだ。
このニュースにネット上では「喫煙席近くの席が本当に嫌だったから助かる! 良くやってくれた!」「むしろ今すぐにでもやってほしい」「体に悪いうんぬんじゃなくてヤニ臭いのが嫌。飲食店に喫煙スペースは基本いらないでしょ」「ファミレスは妊婦さんや子ども連れの人も来店するから仕方ないよね。もっとファミレスの禁煙化が広まって欲しい」と賛同の声が相次いでいる。
また「『客が減る』って意見もあるけど、回転率よくなりそうだしむしろ店側は得なのでは?」「“喫煙席しか空いてないから客を通せない”って状況がなくなって利益に繋がるだろ」「完全に偏見だけどDQNが排除されて客層が良くなりそう」との指摘も。経営戦略として評価する人も少なくない。
“禁煙化”が店の売上に与える影響は、今年3月に厚生労働省が公表した「受動喫煙防止対策強化の必要性他(7月26日更新)」というテキストでも触れられている。これによると、自主的に全面禁煙・終日全面禁煙にした愛知県と大阪府の店舗では、ほとんど売り上げに影響しなかったとのこと。さらに産業医科大学がとあるチェーンレストランを対象に行った調査では、全席禁煙化で4%売り上げが増加しているという結果になった。
ちなみにWHOの調査によると、日本には“屋内全面禁煙義務”の法律がなく禁煙場所の数は世界最低レベル。
サイゼリヤの思いきった禁煙化
11月27日にNHKが、「ファミリーレストラン大手のサイゼリヤは、再来年9月までに全国のすべての店舗を原則として禁煙とする方針を固めました」と報道した。現在は“分煙”が主流な「サイゼリヤ」がとうとう禁煙になるという。
どのような理由で「サイゼリヤ」が禁煙になるのか。同記事では、「東京オリンピック・パラリンピック」に向けて厚生労働省が強化を検討している“受動喫煙対策”を背景に挙げながら、「こうした検討を受けて、サイゼリヤでは、客席の禁煙化には改装などに費用や時間がかかるため、国の規制が正式に決まる前に対応方針を固めたものと見られます」と解説。建物の中を原則“禁煙”にしようという国の方針を、「サイゼリヤ」が先回りする形で進めているようだ。
このニュースにネット上では「喫煙席近くの席が本当に嫌だったから助かる! 良くやってくれた!」「むしろ今すぐにでもやってほしい」「体に悪いうんぬんじゃなくてヤニ臭いのが嫌。飲食店に喫煙スペースは基本いらないでしょ」「ファミレスは妊婦さんや子ども連れの人も来店するから仕方ないよね。もっとファミレスの禁煙化が広まって欲しい」と賛同の声が相次いでいる。
また「『客が減る』って意見もあるけど、回転率よくなりそうだしむしろ店側は得なのでは?」「“喫煙席しか空いてないから客を通せない”って状況がなくなって利益に繋がるだろ」「完全に偏見だけどDQNが排除されて客層が良くなりそう」との指摘も。経営戦略として評価する人も少なくない。
日本は“禁煙”後進国!?
“禁煙化”が店の売上に与える影響は、今年3月に厚生労働省が公表した「受動喫煙防止対策強化の必要性他(7月26日更新)」というテキストでも触れられている。これによると、自主的に全面禁煙・終日全面禁煙にした愛知県と大阪府の店舗では、ほとんど売り上げに影響しなかったとのこと。さらに産業医科大学がとあるチェーンレストランを対象に行った調査では、全席禁煙化で4%売り上げが増加しているという結果になった。
ちなみにWHOの調査によると、日本には“屋内全面禁煙義務”の法律がなく禁煙場所の数は世界最低レベル。
日本の禁煙事情を巡っては、SNSなどでも「まあ日本ってタバコの制度やモラルに関しては後進国だと思う」「オリンピックまでにはどうにかして欲しい」といった声が上がっている。
編集部おすすめ