18歳のアゼルバイジャン代表FWレナト・ダダショフがフランクフルトとの契約を解消されたことが明らかとなった。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。


 ダダショフはチームメイトに対する暴力行為により処分が下されたという。地元紙『ヴィースバーデン・クーリエ』によると、昨年5月にフランクフルトとプロ契約を結んだばかりの同選手は練習後、ロッカールームにてチームメイトの顔を殴打したとのこと。

「規律上の問題により、レナトとの契約を解消しました」と、ユースセンター長を務めるアルミン・クラーツ氏は説明した。「もうここでトレーニングをすることはありません」。このことはニコ・コヴァチ監督も受け入れており、「これはユースセンターで下された決断だ」と述べている。

 今年最初の練習の後にもマネージャーを務めるフレディ・ボビッチ氏は、「レナトは何がプロッフェショナルであるのか、その意見をちゃんと聞く必要がある」と苦言を呈していた。


 だが、かつてドイツU-16、17代表としてプレーし、アゼルバイジャン代表として1試合に出場しているダダショフは、オーバーウェイトなど問題行動を起こして処分を受けており、今回の騒動はそれから間も無くして発生。その結果、契約解消という結末へと至ってしまった。