80年代に大変な人気を博したものの、その後人気が低迷。2010年に肺炎のため急死したコリー・ハイム(享年38)について、親しくしていた友人が「13歳の頃に俳優チャーリー・シーンから“性的暴行”を受けた」とメディアに証言した。
これを受けハイムの母がTV番組にてインタビューに応じ、そのような事実はなかったはずだと語っている。

先日、コリー・ハイムと親しい付き合いがあったという俳優ドミニク・ブラシャイアが『National Enquirer』のインタビューに応じ、1986年の映画『ルーカスの初恋メモリー』でハイムと共演したチャーリー・シーンが「ハイムに性的暴行を加えた」と告白。その手口などをこのように語った。

「(13歳だった)ハイムに、こう言われたんだ。一緒にマリファナを吸ってセックスしたってね。」

肛門性交にまで及んだというのだが、これを受けチャーリーの代理人は完全に否定。またハイムの母は『The Dr. Oz Show』に登場し、こう話している。


「みんなが何を言っているのかは知っています。でも…あの子の母としてこう言い切れるわ。あの子の性格はちっとも変わらなかった。何かが起きたのなら、私にも分かったでしょうね。」
「私の息子に、隠し事なんてなかったの。」

ちなみにハイムの友人だった俳優コリー・フェルドマンは、以前より「ハイムは子役時代に性的虐待行為を受けていた」と主張。今後、家族を守るべくセキュリティスタッフや弁護団を雇う資金が集まれば、ハリウッドの子役に対するセクハラ行為を暴く映画を撮る予定だと明かしている。

多くの女優が過去にプロデューサーや監督からセクハラ行為や強姦の被害を受けたと告白する中、「俺もそうだ」と名乗り出る俳優も登場した。
しかも子役にまで同じ役者が手を出すなどし、かなり乱れた世界だった可能性が高い。これを機にハリウッド映画業界がクリーンな職場になることを願うばかりだが、「どうしても成功したい」と切望する役者達、そして権力を持つ大物達がいる限り、密室での陰湿な行為はなかなか完全にはなくなりそうにない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)