無印良品の乳液おすすめ4選|成分と好みの使用感で選ぶ

無印良品の乳液おすすめ6選|成分と好みの使用感で選ぶ

人気を集めている無印良品の乳液。しかし、パッケージが似ていて違いがよくわからず、自分の肌に合ったアイテムはどんなものがいいのかわからないという人も多いですよね。

今回は無印良品の乳液を徹底比較して、自分の肌に合ったアイテムの選び方やおすすめ8選をご紹介します。

この記事の見どころ

じわじわと人気を集めている無印良品の乳液。コスメランキングでも上位に位置することが多いですよね。その人気の秘密は、お手頃価格なのに質が高いことにあります。

でも、シンプルなパッケージなので、違いや良さがわからない人も多いもの。

今回は、そんな無印良品の乳液を徹底比較して、選び方やおすすめポイントをまとめてみました。毎日使うものだからこそ、安くて良いものを手に入れたい、自分に合った乳液を見つけたいと思う人必見ですよ。

LAURIER BEAUTY編集部

※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをいいます。
※本記事での「ニキビ」へのアプローチは全てニキビを防ぐことをいいます。
※アレルギーテスト済みといっても全ての人にアレルギーが起こらないわけではありません。

この記事を書いた人
スキンケア監修・情報提供 松山 千佳

スキンケア商品の製品開発に携わっていました。携わった会社は合計4社で、様々な観点からそれぞれの人や環境にあったスキンケアについて話せます。数回のテレビ出演・雑誌掲載経験があります。

松山 千佳のプロフィール

1.無印良品の乳液のおすすめの選び方

無印良品の乳液は、パッケージを見ただけでは違いがよくわからなかったり、ショップのテスターでいろいろ試してもどれを選べばよいのかわからなかったりする人も多いですよね。

そんな人におすすめする、無印良品の乳液を選ぶポイントを紹介します。

1-1.目的に合ったシリーズを選ぶ

無印良品の乳液は、大きく分けると、敏感肌用、エイジングケア、バランス肌用の3種類あります。肌の質は人によって異なるので、目的に合ったシリーズを選ぶのもひとつの方法です。

各シリーズの特徴やどんなケアができるのかをチェックしてみましょう。

敏感肌用肌への刺激が強い物質を使わず、うるおい成分や肌保護成分配合。
トラブルを起こしやすい敏感肌をやさしくケア。
エイジングケア10種類の天然美肌成分と5種類のうるおい成分がたっぷり配合。
年齢を重ねた肌にハリとうるおいを与える。
バランス肌用3つの植物性成分とうるおい成分が、肌の水分を整える。
ベタつかず、サラッとした仕上がりが特徴。

1-2.肌悩みに合った成分を選ぶ

乾燥やシミ、小ジワなど、肌の悩みは人それぞれ。肌の悩みに合わせた成分が配合されているものを選ぶのもおすすめです。

各シリーズの主な成分を見てみましょう。

敏感肌用

  • 天然うるおい成分:グレープフルーツ種子エキス
  • 肌保護成分:スベリヒユエキス
  • うるおい機能成分:リピジュアR、ヒアルロン酸Na

エイジングケア

  • 美肌成分:ザクロ果汁エキス
  • 保湿成分:アルニカ花エキス、ローマカミツレ花エキス
  • 抗酸化作用:センチフォリアバラ花エキス
  • うるおい機能成分:リピジュアR、ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン

バランス肌用

  • 天然うるおい成分:クマツヅラエキス、ウコン根エキス
  • うるおい機能成分:リピジュアR、ヒアルロン酸Na、ローヤルゼリー

1-3.しっとりかさっぱりか好みの使用感を選ぶ

乳液は、大きく分けるとしっとりタイプとさっぱりタイプに分けることができます。ふたつの大きな違いは、保湿成分の差。主成分に大きな違いはないので、基本的には、使用感が異なるだけです。

無印良品の乳液は、シリーズによって、さっぱり、しっとり、高保湿タイプに分かれています。一般的な乳液と同じように、保湿成分に違いはありますが、効果に大きな違いがあるわけではないので、肌質に合ったものや好みの使用感で選ぶとよいでしょう。

1-4.価格相場と買うべき値段をチェック

必要なスキンケアを続けるには、続けられる金額で買える乳液を選ぶことも大切です。そこで、大手通販サイトにおける乳液の価格帯を調べてみました。

最安値価格帯売れ筋価格帯高級価格帯
500円~1,500円1,400円~3,800円9,000円~15,000円

最安値価格帯は、気軽に購入できるものや昔からある商品が多いという印象でした。乾燥を防ぎ、うるおいを保ちますが、肌のキメを整えるなどの効果は期待できないものが多いことが特徴です。

売れ筋価格帯は、うるおいを保つだけでなく、エイジングケアや美白、乾燥小ジワなど肌の悩みをオールマイティにカバーしてくれる商品が多く、肌質や使用感によって選べるものもあります。

高級価格帯は、エイジングケアや美白ケアに特化した成分がたっぷり含まれている商品が多いことが特徴です。ただし、高価だからといってすべての肌質に合うわけではありません。

2.無印良品の乳液はなにが違うの?

無印良品は、シンプルで良いものというイメージが強いですよね。その秘密は、商品開発の基本理念にありました。

1980年、株式会社良品計画によって、ノーブランドという発想から生まれたのが「無印良品」です。

必要なものを必要なかたちでつくることを商品開発の基本理念としているので、品質にはこだわり、無駄なものは省くことを徹底しています。これが、低価格で質が良く、シンプルな商品が生まれる理由です。

スキンケア用品は、現代の生活に肌に負担がかかる原因が多くあることから、肌をいたわるケアが必要だという考えのもと生まれました。

もっともこだわったのは水。長年探し求めた結果選ばれたのは、岩手県釜石の洞窟からくみ出される天然水です。

山に浸み込んだ雨や雪といった水分が、長い時間をかけて岩盤をとおり、少しずつろ過された水なので、不純物が少なく粒子が細かいことが特徴です。涙とほぼ同じ弱アルカリ性の超軟水なので、肌にスッと馴染みます。

さらに、肌の質や悩みに合わせて選べる4つのシリーズを展開していることも多くの人に選ばれる理由だといえるでしょう。

3.編集部おすすめの無印良品の乳液

無印良品の乳液の中でもっともおすすめしたいのはこちら。デリケートな肌質の人でも使える低刺激性なのに、プチプラ乳液とは思えないほどの保湿力があります。

今回は、無印良品の乳液だけを紹介するので、比較項目は容量のみ。使用感や特徴などは、それぞれ解説していきます。

  • 容量

乳液・敏感肌用・高保湿タイプ(無印良品)

価格(税込) / 容量1,290円 / 400mL
780円 / 200mL

無印良品の「乳液・敏感肌用・高保湿タイプ」は、文字どおり高い保湿力をほこる乳液で、無印良品の乳液の中でもトップクラスの人気です。

その秘密は、リーズナブルなお手頃価格でありながら、リピジュアやヒアルロン酸といったうるおい機能成分が配合されていること。肌にたっぷりとうるおいを与えて保護するので、乾燥や肌荒れが気になる人におすすめです。

高保湿と聞くと、ベタつきが気になる人も多いですよね。感じ方には個人差があるので一概にはいえませんが、つけた直後こそ多少ベタつきを感じるものの、肌になじんだあとは、ほとんどベタつきを感じません。

また、「乳液・敏感肌用・高保湿タイプ」は、アルコールや香料、鉱物油、着色料、パラベンなど、肌に刺激を与えるといわれる成分が含まれていないこともうれしいポイント。

低刺激性なので、デリケートな敏感肌や紫外線によるダメージ肌、季節の変わり目による肌トラブルが気になる人など、肌質を気にすることなく誰でも気軽に使えます。

愛用者の声を聞くと、刺激がなくて使いやすい、肌荒れがひどくてもしみない、肌の調子が良くなったという声が多いことが特徴です。

水、オリーブ果実油、DPG、グリセリン、PEG-32、パルミチン酸エチルヘキシル、ペンチレングリコール、グリコシルトレハロース、ステアリン酸グリセリル、ホホバ種子油、加水分解水添デンプン、ステアリン酸PEG-75、ベヘニルアルコール、ポリソルベート80、アラントイン、ポリクオタニウム-51、スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、カルボマー、アルギニン、BG、キサンタンガム、トコフェロール、クエン酸Na、フェノキシエタノール

4.【厳選】無印良品のおすすめ乳液2選

日焼けによるシミやそばかすは、何より予防が大切です。保湿とともに美白効果も期待したい人には、美白成分として知られるビタミンC誘導体が配合されたタイプがおすすめです。

敏感肌用薬用美白乳液(無印良品)

価格(税込) / 容量1,390円 / 150mL
490円 / 50mL

敏感肌用薬用美白乳液」は、無印良品の乳液の中でも人気が高い一品です。美白成分「ビタミンC誘導体」が配合されているので、色素沈着を改善したり、日焼けによるシミやそばかすを予防したりする効果が期待できます。

敏感肌だと、どうしても質の良さを優先しがち。効果や効能は二の次になることが多いですよね。

美白に特化したものは刺激が強いものが多い傾向がありますが、無印良品の「敏感肌用薬用美白乳液」なら、アルコールや香料などの刺激物が含まれていない低刺激性なので、敏感肌の人でも安心して美白ケアすることができます。

使用感には個人差がありますが、しっかり保湿しつつ、ベタつきが少ないことが特徴です。

ビタミンC・2-グルコシド、グリチルリチン酸2K、水、オリブ油、濃グリセリン、DPG、パルミチン酸エチルヘキシル、1,2-ペンタンジオール、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、ヒアルロン酸Na-2、チンピエキス、ユーカリエキス、グレープフルーツエキス、スベリヒユエキス、米糠抽出物水解液A、POPメチルグルコシド、POEメチルグルコシド、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、ジグリセリン、シクロペンタシロキサン、天然ビタミンE、グリセリンエチルヘキシルエーテル、ベヘニルアルコール、キサンタンガム、BG、親油型ステアリン酸グリセリル、オレイン酸POE(20)ソルビタン、ステアリン酸PEG、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、水酸化K、クエン酸Na、フェノキシエタノール

乳液・敏感肌用・しっとりタイプ(無印良品)

無印良品の「乳液・敏感肌用・しっとりタイプ」は、岩手県釜石の天然水を使用したスキンケアシリーズの美白乳液。

乾燥が気になる季節にも遠慮なく使える大容量タイプがうれしい!

無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリー・アレルギーテスト済み(※全ての方にアレルギーが起きないわけではありません)でデリケートな肌にもやさしい低刺激性です。

ベタつかず、しっとりとした使い心地なので、長年愛用している人がたくさんいます。

水、DPG、グリセリン、パルミチン酸エチルヘキシル、PEG-32、スクワラン、ペンチレングリコール、PEG-40水添ヒマシ油、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、スベリヒユエキス、オリーブ果実油、ポリクオタニウム-51、グレープフルーツ種子エキス、アルギニン、アラントイン、キサンタンガム、カルボマー、BG、クエン酸Na、フェノキシエタノール

5.【メンズ向け】無印良品のおすすめ乳液

最近では、スキンケアをする男性が増えていますが、化粧水はつけても、乳液は使わないという男性も多いのではないでしょうか。

でも、化粧水をつけるだけでは、肌の乾燥や肌トラブルを引き起こしてしまうことも……。将来のためにも、日ごろからしっかりとスキンケアしておくことは大切です。

ここでは、乳液に慣れていない男性でも安心して使える2種類を紹介します。

乳液・敏感肌用・さっぱりタイプ(無印良品)

価格(税込)/ 容量980円 / 400mL
580円 / 200mL

無印良品の乳液の中で、特に男性におすすめしたいのが、「乳液・敏感肌用・さっぱりタイプ」です。

べタつきが苦手な人に支持されている乳液です。アルコールやパラベン、香料、鉱物油など、肌の刺激となりやすい物質が含まれていない低刺激性。敏感肌の人はもちろん、髭剃りあとの敏感な肌にも安心して使えます。

また、グレープフルーツ種子エキスやスベリヒユエキス、ヒアルロン酸などのうるおい成分が含まれているので、保湿力もいうことなし!

その名のとおり、ベタつかずさっぱりとした使い心地なので、乳液に不慣れな男性やベタベタが苦手な男性におすすめです。

水、DPG、ミリスチン酸オクチルドデシル、ペンチレングリコール、ミツロウ、水添ポリイソブテン、ポリクオタニウム-51、スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス、スクワラン、アラントイン、アルギニン、グリセリン、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、BG、PEG-32、ベヘニルアルコール、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸PEG-75、ポリソルベート80、キサンタンガム、カルボマー、フェノキシエタノール

6.無印良品の乳液を購入時の気になる疑問・質問

無印良品の乳液は、お手頃価格なので気軽に購入できますが、無駄を省くためにも気になる疑問は購入前に解決しておきましょう。

Q1.乳液とクリームの違いは?

乳液とクリームは、同じようなものだと思っている人も多いですよね。たしかに、どちらも「保湿」を目的としたものですが、乳液とクリームは、含まれている水分量や油分量、保湿の持続力が違います。

乳液は、クリームと比べて水分量が多く、肌に必要な油分を補いながらうるおいを保ち、肌表面を柔らかくしたり、キメを整えたりします。

これに対してクリームは、乳液よりも含まれる油分の割合が多いことが特徴です。乳液と比べて、保湿力が高く、持続力が長いので、長時間、肌を乾燥や外的刺激から守ります。

Q2.乳液のあとにクリームは塗るべき?

結論から言ってしまうと、正解はありません。

肌質によっては、乳液だけで十分な保湿ができる人もいれば、クリームをプラスしなければ十分な保湿ができない人もいます。そのため、自分の肌に合わせて考えるのが基本です。

保湿が十分にできているかどうかは、乳液を塗って数時間後の肌のコンディションで判断しましょう。乳液だけでは、保湿が不十分だと感じた場合は、乳液のあとにクリームを塗るとよいですね。

部分的な乾燥が気になる場合や季節によって保湿の持続時間が異なる場合は、乾燥しやすい部分にだけクリームをプラスする、季節に応じて使い分けるなど、肌に合わせた使い方をするとよいでしょう。

7.まとめ

コストパフォーマンスの良さが魅力の無印良品の乳液。ここでもう一度おさらいしておきましょう。

魅力は、コスパの良さだけではありません。

配合されている成分だけでなく、水にもこだわって作られているので、価格からは想像できないほど高品質!さらに、豊富なラインナップも魅力です。

とはいえ、種類が多いからこそ、どれを選べばよいのか迷ってしまうもの。コスパが良いぶん、深く考えずに購入してしまうこともありますが、肌に合わなければ無駄になってしまいますよね。

どの乳液にするか迷ったときには、肌の質や悩みに合わせて選ぶのが失敗しない秘訣です。自分の肌には何が足りないのか、どんな成分を欲しがっているのかなどじっくりと考えて、お気に入りの1本を見つけてみてくださいね。

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