今回記事でご紹介するのは2006年に制作されたアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』(谷口悟朗監督)のあらすじです。
本作は独裁国家ブリタニアに特殊能力ギアスを用いて反逆を企てた少年、ルルーシュの凄絶な運命を描いた物語。
TBS系列で放送され全25話完結しています。
終了後も人気は衰えず、スピンオフ映画や続編、ソーシャルゲームが作られています。
※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』のあらすじ
主人公はブリタニア人の少年ルルーシュ・ランペルージ。
この時代の日本は独裁国家ブリタニアの11番目の植民地とされ、日本人はイレブンの蔑称で差別されていました。
ブリタニアが世界を牛耳るに至った背景には、ナイトメアフレームと呼ばれる人型兵器の活躍があります。
嘗てのルルーシュは心優しい少年でしたが、母親マリアンヌを目の前で暗殺され、最愛の妹ナナリーがその際に足を負傷し、さらには精神的ショックから失明してしまった悲劇がきっかけで、人を信用しない性格に変わり果てています。
ある時ルルーシュは謎の少女C.C.(シーツー)に出会い、他人に命令を強制できる権能「ギアス」を授けられました。
ルルーシュは母親の復讐の為、ならびに妹の未来を勝ち取る為、仮面で顔を隠して祖国ブリタニアに反逆を企てます。
実はルルーシュはブリタニアの元第11皇子であり、父王の暴政を許し難く思っていたのでした。
ゼロの偽名を用いてレジスタンス「黒の騎士団」を組織したルルーシュは、嘗ての幼馴染・柩木スザクと因縁の再会を果たします。
スザクは最新のナイトメアフレーム「ランスロット」を駆り、ゼロが率いる黒の騎士団と激闘を繰り広げました。
しかしゼロとルルーシュが同一人物だとは気付かず、昼は同じ学校に在籍する友人として、屈託なく接してきます。
ルルーシュとスザクが学園生活を送る一方、黒の騎士団の活動に鼓舞されたレジスタンスの数は増え続け、次第にブリタニアの支配基盤を揺るがし始めます。
平和主義者の王女ユーフェミアは富士エリア一帯に行政特区を設ける計画を発表。
そこでなら日本人の人権が保障されると聞き、レジスタンスは喜びます。
ゼロもまたユーフェミアの呼びかけに応じ、停戦協定を結ぶ為に赴いたものの、最悪のタイミングでギアスが暴走。
ギアスの洗脳に掛かったユーフェミアが銃を乱射して日本人を虐殺した為、ゼロは苦渋の決断で彼女を討ち、合衆国日本の樹立を宣言しました。
スザクはユーフェミアの死にショックを受け、打倒ゼロの誓いを立てます。