『消えた初恋』ネタバレ・あらすじ解説

今回記事でご紹介するのは別冊マーガレットにて連載されていたひねくれ渡原作、アルコ作画の青春ラブコメ漫画『消えた初恋』のあらすじです。

本作は2019年にスタートし、単行本全9巻で完結しました。

2020年度のebookjapanマンガ大賞2021、このマンガがすごい!2021オンナ編にランクインし、累計発行部数は180万部を突破。

テレビ朝日のドラマは道枝駿佑と目黒蓮が主演を務めました。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『消えた初恋』のあらすじ

主人公は東ヶ岡高校2年3組の青木想太(あおき そうた)。

テスト中に消しゴムを忘れ困っていると、クラスメイトの橋下美緒(はしもと みお)がこっそり貸してくれました。

橋下に片想いしていた青木は感激し、これは脈ありかもしれないと妄想するも、消しゴムに書いてあった「イダ」の字にショックを受けます。

出典:電子書籍「消えた初恋」1巻

イダとは女子に人気の硬派男子、井田浩介(いだ こうすけ)の苗字でした。

青木のクラスでは消しゴムに好きな人の名前を書き、それが消えるまで使いきると、恋が叶うというおじまいが流行っていたのです。

続いて井田本人に消しゴムを見られるハプニングが発生。

案の定井田は青木の意中の人が自分だと勘違いし、橋下の気持ちをバラすわけにいかない青木は「俺の消しゴムだ」と宣言します。

青木は橋下の幸せを願い、全力で恋の応援に回ります。

しかし橋下と井田の仲を取り持とうと考えた作戦は全て空回り。

友人の相多颯人(あいだ はやと)ほか、クラスメイトたちに怪しまれます。

そんなトホホな青木をまめにフォローする井田。

お互い徐々に意識し合い、気付けば目が離せなくなっていました。

後日、橋下と雑談中に彼女が好きな人が相多と判明。

橋下に借りた消しゴムは先頭の「ア」が消えており、それ故誤解を招いたのでした。

相多に「井田が好きなの?」とからかわれた青木は咄嗟に否定し、変な噂が立っては迷惑だろうと案じ、直接謝罪に向かいます。

真実を告げられた井田はあっさり青木を許し、逆に気遣うそぶりさえ見せました。

そこで本気の恋に落ちたものの、「間違いでした」と取り消してまった手前、どうすることもできません。

かたや井田の方でも青木を忘れられず、もどかしいすれ違いが続きます。

責任を感じた橋下が相多に相談した所、「自分の気持ちを認めなかった青木の自業自得」と返ってきて、思わずビンタしてしまいました。

同じく片想い中の橋下には、青木の苦しみがよくわかったのです。

勘違いから始まった青木と井田の恋は一体どうなるのでしょうか。

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