『STEINS;GATE』(シュタインズゲート)のあらすじとネタバレを紹介

今回の記事では5pb.(現・MAGES.)/ニトロプラス原作のゲームならびにその関連作『STEINS;GATE』(シュタインズゲート)のあらすじをご紹介します。

本作はアニメ化漫画化もされ、サブカルチャーと本格SFをミックスした2010年代を代表するエンタメ作品として、熱狂的なファンを獲得しました。

アニメは宮野真守が演じた主人公・岡部倫太郎のエキセントリックな言動が楽しめます。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『STEINS;GATE』(シュタインズゲート)のあらすじ

主人公の岡部倫太郎(おかべ りんたろう)は弱小発明サークル「未来ガジェット研究所」のリーダーを自称するマッドサイエンティスト。

出典:TVアニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』公式サイト

日夜ポンコツな発明を繰り返しては、サークル仲間の橋田至(はしだ いたる)、幼馴染の椎名まゆりを巻き込んで馬鹿騒ぎしています。

岡部は新たな発明品に電話レンジ(仮)と名付け、サークル仲間に見せびらかしました。

2010年7月28日、岡部はある論文の発表会にまゆりを連れて向かいました。会場の雑居ビルには脳科学の専門家の天才少女・牧瀬紅莉栖(まきせ くりす)もおり、タイムトラベル理論を解説しています。

その後岡部は会場の奥に倒れた紅莉栖を発見し、慌てて橋田にメールします。

直後にめまいに襲われ、正気に戻ってみれば屋上に正体不明の遺物が不時着し、険しい形相の警察が行き来していました。

直前に送信したメールは一週間前の日付けで受信されており、ますますもって当惑を深める岡部。

後日、自らの奇妙な体験を当事者の紅莉栖や橋田に打ち明けた結果、岡部が発明した電話レンジ(仮)が、携帯メールを過去へ送信するタイムマシンだったと判明します。

岡部はこれを「Dメール」と命名し、過去に送信する都度世界線が移り、メールを読んだ人々の過去が改変されるのではないかと予測しました。

とはいえ岡部の記憶だけ保持される原理は不明です。予期せずして人類史を書き換える大発明を成し遂げた岡部は、サークル仲間でDメールの実験を繰り返します。

一見明るいまゆりや橋田もそれぞれやり直したい過去を抱えており、岡部の提案は渡りに船でした。

しかし実験を重ねるうち、些細な修正は巨大な波紋を呼び、人類の未来史が捻じ曲げられていきます。

気付いた時には既に手遅れ。実験で過去を書き換えた結果大事な人が消え、相次ぐ戦争やテロ活動で世界は荒廃し、人類は滅亡の危機に瀕していました。

この世界で唯一世界線の記憶を保持する者(リーディング・シュタイナー)となった岡部は、最愛の人の消滅を食い止め、人類の歴史を元に戻せるのでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました