『キングダム』のあらすじネタバレ解説

今回記事でご紹介するのは2006年より週刊ヤングジャンプで連載中の原泰久の歴史漫画、『キングダム』のあらすじです。

『キングダム』は第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞、累計部数1億部を突破した人気作。

佐藤信介監督、主演山﨑賢人のタッグで映画化され、大ヒットを記録しました。

主人公のモデルは古代中国の春秋戦国時代末期に実在した将軍、李信と言われています。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『キングダム』のあらすじ 

舞台は紀元前3世紀、中国大陸の西に位置する秦の国。主人公・信(しん)は幼くして孤児となり、同じ境遇の漂と共に、奴隷の身分に落とされていました。

ある時、漂(ひょう)は秦の大臣・昌文君(しょうぶんくん)の目にとまり、見所があるとして仕官を命じられます。

出典:TVアニメ「キングダム」公式サイト

その一か月後、漂は瀕死の状態で信のもとに戻り、親友に一枚の地図を託して息を引き取りました。

地図に書かれた場所に赴いた信は、そこで秦王・嬴政(えいせい)に迎えられます。

嬴政は異母弟・成蟜(せいきょう)の策略により王都を追われ、地方に隠れ潜んでいたのでした。

親友が影武者に仕立てられたと知った信は激怒し、アイツはお前の代わりに殺されたんだと言って嬴政を責めるも、漂は自ら嬴政に放たれた刺客を引き付け、勇敢に戦っていたのでした。

志半ばで果てた親友の遺志を継いだ信は、逆賊・成蟜を打倒し、王座を取り返すことを誓います。

その後、山の民のリーダー・楊端和(ようたんわ)と会談して協力を取り付け、秦の王都・咸陽へ進軍しました。

成蟜の反乱鎮圧後、嬴政は無事皇帝に即位。褒賞として家土地を賜り、嬴政の臣下に取り立てられた信は、蛇甘平原の戦いで初陣を飾り、破竹の快進撃を続けます。

戦場から戦場へ渡り歩く中で名家の嫡男・王賁(おうほん)、偉大な軍略家の孫・蒙恬(もうてん)と友誼を結び、暗殺者一族の末裔・羌瘣(きょうかい)と共闘する信。

次々と武勲を立て百人将に出世したのも束の間、泰が誇る大将軍・王騎(おうき)が討ち死にし、兵隊たちの間に衝撃が走ります。

始皇四年、泰の宰相・呂不韋(りょふい)に招かれ、趙の宰相・李牧(りぼく)が訪れました。

その場で秦と趙は同盟を結び、祝宴に雪崩れ込みます。

信は策士と名高い李牧に対抗心を燃やし、「お前は俺が倒す」と宣言。

ほどなく魏との戦争が始まり、要衝・山陽一帯の攻略を期し、20万の軍勢が動き出しました。

この戦で信・蒙恬・王賁は手柄を立て、千人将への躍進を遂げるのでした。されどまだ至る所で火種は燻り、信が率いる飛信隊は対楚の最前線に送られて……。

【キングダム】漫画&書籍を無料で読む方法とおすすめアプリを紹介!
「キングダム 漫画書籍」を楽しむ方法漫画「キングダム」は、中国の春秋戦国時代を舞台に、戦争や武将たちの生き様を描いた大人気作品です。全巻69巻(2023年9月29日現在)とボリューム満点ですが、その分、読みごたえも十分です。「キングダム 漫
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