『東京喰種トーキョーグール』のネタバレ&あらすじ紹介

今回記事でご紹介するのは2011年に週刊ヤングジャンプで連載がスタートした石田スイのダークファンタジー漫画、『東京喰種トーキョーグール』のあらすじです。

2014年にはアニメ化、2015年には舞台化され人気を博しました。

続編『東京喰種トーキョーグール:re』も完結し、単行本は一部と二部合わせて全30巻発売されています。シリーズ累計発行部数は4700万部を突破しました。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『東京喰種トーキョーグール』のあらすじ

平凡な大学生・金木研(かねき けん)の最近の楽しみは、コーヒーの美味しい喫茶店「あんていく」に通うこと。

「あんていく」はダンディーな老紳士が営む雰囲気の良い店で、美人店員の霧島菫香(きりしま とうか)が働いています。

金木は常連客の神代利世(かみしろ りぜ)に仄かな想いを寄せているものの、生来奥手な為親しくなるきっかけが掴めず、本を読む彼女の横顔を見守るだけで満足していました。

ある日のこと、同じ作家が好きだと判明した金木と利世は急接近。

本の話で盛り上がり、意気投合して一緒に帰るも、途中で様子が豹変します。

利世の正体は人肉を食べる亜人・喰種(グール)で、次なる獲物として金木を狙っていたのでした。

出典:TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』公式サイト

命からがら逃走中、工事現場の鉄骨が落下し、二人を押し潰します。

意識不明の重体に陥った金木は、死亡した利世から摘出した臓器を移植され、どうにか一命をとりとめました。

回復後、金木の体に変化が起こります。

利世の臓器を移植されたことで半喰種に変異し、人間の血肉しか受け付けられなくなってしまったのです。

喰種対策局 (CCG) に捕まるのを避け、びくびく暮らす金木に手をさしのべたのは、「あんていく」の店主・芳村功善(よしむら くぜん)でした。

「あんていく」は店長以下、従業員全員が喰種の店だったのです。

芳村が提供する人肉キューブとコーヒーで命を繋ぐ一方、同族を食べる行為に抵抗と罪悪感を覚え、金木はどんどん衰弱していきます。

その矢先、同じ大学の先輩・西尾錦(にしお にしき)が攻撃を仕掛けてきました。

西尾もまた喰種であり、裏でこっそり人間を狩っていたのです。

金木は喰種の捕食器官・赫子(かぐね)を発現させ、辛うじて西尾の撃退に成功するものの、猛烈な飢餓感に苛まれ、親友の永近英良(ながちか ひでよし)を襲ってしまいます。

間一髪駆け付けた菫香が止めに入って事なきを得ますが、永近を危険に晒したショックは凄まじく、この世界のどこにも自分の居場所はないと絶望する金木。

そんな彼に対し、芳村は「人と喰種両方の世界に属す唯一の存在だ」と助言を与え、共存の希望を託すのですが……。

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