『ワールドトリガー』あらすじ&ネタバレ解説

今回記事でご紹介するのは2013年より週刊少年ジャンプで連載していたSFバトル漫画、『ワールドトリガー』(葦原大介)のあらすじです。

本作は葦原大介の第二作目にあたり、公式略称はワ―トリで定着しています。

東映アニメーションでアニメ化され、2019年からはジャンプスクエアに移籍し連載を続けています。

シリーズ累計発行部数は350万部で、膨大な数のキャラクターの群像劇が展開されるのが特徴です。

※本稿は作品のネタバレを含みます。あらかじめご了承ください。

『ワールドトリガー』のあらすじ

28万人が暮らす三門市にある日突如として異変が発生。

異世界への門、通称ゲートが市内に出現し、近界民(ネイバー)と呼ばれる異形の怪物が侵攻を開始したのです。

既存の兵器が利かない近界民の脅威に逃げ惑うしかない市民を救ったのは、界境防衛機関「ボーダー」を自称する集団でした。

以来三門市はボーダーの管轄下におかれ、人々は近界民の気配に怯えながら日常を送っています。

その4年後、ボーダー隊員として秘密裏に活動する中学生・三雲修(みくも おさむ)のクラスに、転校生の空閑遊真(くが ゆうま)がやってきました。

出典:TVアニメ「ワールドトリガー」公式サイト

空閑は三雲がボーダー隊員である事を見抜いた上で接近し、自分の正体が門の向こうから来訪した近界民だと明かします。

されど空閑は害意を持たず、亡き父の友人を捜すのが移住の目的だと語りました。

三雲は世間知らずな空閑の監視を兼ね、共に行動をとるようになります。

その過程で互いへの理解を深め、友情を育んでいきました。

二人の仲の深まりに比例し戦いも激化し、S級隊員の迅悠一(じん ゆういち)や、近界民に狙われやすい体質の雨取千佳(あまとり ちか)と絡む機会が増えていきます。

ある日のこと、三雲を庇って戦闘に参加した空閑は、それがもとで近界民だとばれてしまいます。

気心の知れた三雲以外のメンバーが自分を討伐対象と見なし向かってきた為、父の形見の黒トリガーで仕方なく返り討ちにする空閑。

その場に駆け付けた迅の取り成しで休戦に至る両者ですが、ボーダー本部司令官・城戸正宗(きど まさむね)は空閑を危険視し、彼の殺害に向けて動き出します。

迅は即戦力と成り得る空閑をボーダー玉狛支部に推薦することで、彼の身の安全を保障しようとします。

一度は迅の申し出を断った空閑ですが、千佳が近界民に拉致された友人と兄の奪還を誓っていることを知り、彼女の力になる為ボーダー入隊を決めました。

かたや城戸は黒トリガー奪取を目論み、玉狛支部に刺客を送り込んできます。

迅は穏健派の上官・忍田真史(しのだ まさふみ)と手を組み、城戸派の混成部隊を迎え撃ち……。

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