コミックDAYSの特徴は?メリットやお得な定期プランについて紹介

「コミックDAYS」は、講談社が運営するWebコミック配信サービスです。「週刊少年マガジン」を始めとした、講談社が発行する雑誌で連載されていた作品を読むことができます。

「コミックDAYSはその他のサービスと比べてどういうアプリなのか?」「具体的にどのような長所があるのか?」などといった疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、コミックDAYSの特徴や仕様、メリットとデメリットなどについて解説していきます。コミックDAYSが気になるという方は、記事を読んで参考にしてみてください。

コミックDAYSなら講談社の作品が読める!

コミックDAYSで読めるマンガは、講談社で発行されたマンガ雑誌で連載されていた作品と、コミックDAYSオリジナルのマンガが主となっています。基本的に単話での購入・解放によってマンガを読むことになりますが、その他に雑誌の定期購読にも対応しています。

他の講談社のマンガサービスと違う点は、幅広い雑誌の連載作品を配信しているというところです。マガポケは週刊少年マガジンと別冊少年マガジンの作品を中心に、Palcyは少女誌、女性誌で掲載されていた作品が多いのに対し、コミックDAYSはその両方をカバーしています。さらにモーニングやアフタヌーンなどといった青年誌の作品も配信されています。

また、オリジナル作品も100近くあり、中にはアニメ化やドラマ化した作品も複数あるのも特徴です。

Web版とアプリ版の違いについて

コミックDAYSのWeb版とアプリ版では、どのような違いがあるのでしょうか?

利用を検討している方はしっかり確認しておきましょう!

仕様の違い

コミックDAYSでマンガを読むには、アプリ版とWeb版のどちらかを利用することになります。アプリはiPhoneなどのiOSとAndroidにそれぞれ対応しており、Web版ではスマートフォン以外に、パソコンなどでも楽しめるのがポイントです。

アプリ版ではAppleStoreやGooglePlayでの支払いになりますが、Web版ではクレジットカード払いと、キャリア決済を用いることが可能です。どちらで支払うかで大きな違いはなく、好きな支払い方法がある方を選ぶと良いでしょう。

また、Web版で解放または購入したエピソードを見たい場合、会員登録が必要になります。アプリ版であれば、アプリをダウンロードした際のアカウントでユーザーを識別できますが、Web版ではそれがありません。したがって、完全無料のエピソード以外を読む際は、コミックDAYSのアカウントの作成が必須です。

なお、登録する情報はメールアドレスとパスワードのみであり、手間自体はそれほどかかりません。

アプリ版にしかない要素

アプリ版でのみ使える要素として最も大きいのが、チケットを用いたエピソードのレンタルはアプリ版でしかできないところです。Web版でもレンタルしたエピソードを読むことは可能ですが、レンタル自体は必ずアプリを使わなければなりません。

もう一つは、定期購読した雑誌を端末にダウンロードできるという要素です。マンガ雑誌はページ数が多く、通信量もそれだけ多くかかります。外で雑誌を読む際には、自宅のWiFiなどであらかじめダウンロードしておけば、余計な通信を減らし快適に雑誌を読むことができて便利です。

コミックDAYSの料金システム

コミックDAYSは、基本無料のサービスではありますが、配信されている作品を読むには、チケットやポイントなどを消費することが必須です。

他の無料マンガ配信サービスと共通しているものの、細かい違いなどもあるので、ここからは具体的な仕様について解説していきます。

チケットで読む

チケットは、一話につき1枚使うことで解放した作品を72時間だけ閲覧することができます。「作品チケット」と「いつでもチケット」の2種類があり、後述するポイントなどとは違い、完全無料で使用することができるのが特長です。全てのマンガで使用できる訳ではありませんが、多くの作品に対応しています。

作品チケットは、作品ごとに一話分のエピソードを読むことができるチケットです。1日に1枚しか使えず、消費してから23時間後に再使用できるようになる仕組みです。作品チケットを消費した作品では、同じく1日に一度動画広告を見ることで、もう一話を無料で読むことができます。

いつでもチケットは、作品ごとではなく所持している枚数分だけ使用できるチケットとなっています。こちらは持ち越しができ有効期限などもないため、好きなときに使用可能なのがメリットです。チケットはログインボーナスと動画広告で毎日二枚貰えるほか、不定期にキャンペーンの報酬として配布されている場合もあります。

ポイントで読む

ポイントは、チケットを使い切った場合や、チケットが使えない作品を読む際に使います。ポイントの種類は、Webサイトやアプリから直接購入する「購入ポイント」と、課金した際のおまけやイベントの報酬、いわゆる案件をクリアすることで入手できる「ボーナスポイント」の2種です。これらはマイページではそれぞれ別に表記されていますが、実際に使う際は合算して処理されます。

有効期限に関して、基本的には6ヶ月目の月末まで(例として1月に入手した場合6月末)となります。ただし、iOS端末からアプリで購入した場合に限り有効期限がない仕様のため、iPhoneなどを使っている人はアプリから購入した方が良いでしょう。

定期購読で読む

コミックDAYSでは、講談社が発行しているマンガ雑誌の定期購読ができます。プランは「コミックDAYSプレミアム」と、「コミックDAYSもっとプレミアム」があり、どちらも複数の雑誌をまとめて購読するプランとなっています。

読むことができるマンガ雑誌は最新号だけではなく、週刊誌であれば3号分、月刊誌であれば2号分のバックナンバーを読めるのがポイントです。また、初めての方は初月無料でお試しができますが、設定を変更しなければ無料期間が終わった後に自動更新によって支払いが発生してしまうため、注意が必要です。さらに毎月15日にボーナスポイントが200ポイント貰える特典もついてきます。

コミックDAYSプレミアム

コミックDAYSプレミアムでは、「ヤングマガジン」「モーニング」「アフタヌーン」「Kiss」「BE・LOVE」の5誌を読むことができます。いずれもマンガ雑誌の中で対象年齢が比較的高めであり、大人向けのマンガを読みたい人におすすめのプランです。

価格は月額720円となっており、2023年1月の場合は11冊分の雑誌が対象となっています。また、購読期間の途中で上位プランにアップデートすることができ、アップデートした場合でも当月分に限り追加課金が発生せず、720円のままでより多くの雑誌を楽しめます。

しかし、次に紹介するプランは大幅増加したボリュームに比べて値段があまり変わらないため、読みたいマンガが限られているという方以外は上位プランの検討をおすすめします。

コミックDAYSもっとプレミアム

コミックDAYSもっとプレミアムでは、コミックDAYSプレミアムで紹介した5誌の他に、「月刊ヤングマガジン」「good!アフタヌーン」などを追加した、合計17誌を読むことができます。少年誌や少女誌も対象になっているため、そういった雑誌のマンガを読みたい方向けのプランです。

下位プランと比べて読める雑誌の種類は3倍以上で、先ほどと同じ2023年1月の条件だと、28冊分もの雑誌が楽しめます。価格は月額960円と、下位プランと比べると非常にお得な値段となっています。

コミックDAYSのメリット・デメリット

コミックDAYSは基本無料のWebコミック配信サービスですが、様々な企業で類似のサービスが展開されています。特に講談社ではマガポケやPalcyといった同じ出版社のマンガを対象としたサービスがありますが、コミックDAYSには特有の長所と短所があります。

ここからは、他社を含めたWebコミック配信サービスに比べて、コミックDAYSを利用するメリットやデメリットを紹介していきます。

メリット

オリジナルを含め講談社の人気マンガが読める

一つ目は、やはり講談社発行の人気マンガなどが読める点でしょう。講談社のマンガが読めるサービスは他にもあります。しかし、少年誌中心のマガポケや女性向けのPalcyと比べ、その両方をカバーしつつ、青年向けマンガにも対応しているのは本サービスにしかないポイントです。さらにコミックDAYSでは、オリジナルのマンガにも力を入れており、中にはアニメ化やドラマ化もされた作品も複数存在します。

また、毎日使える作品チケットと動画広告で各作品を一日で2話読むことができます。さらにいつでもチケットが毎日2枚もらえるため、最大で1作品を4話分読み進められるのもメリットです。

雑誌の定期購読プランがお得

同社のWebコミック配信サービスと比べて最も大きなメリットとしては、雑誌の定期購読プラン、とりわけコミックDAYSもっとプレミアムの存在が挙げられます。対象の雑誌が17誌とかなり多いこともさることながら、特筆すべきはそのコストパフォーマンスです。

コミックDAYSプレミアムの時点で、月額720円(本来かかる金額約4,000円の18%)と、非常にお得な値段です。ところがコミックDAYSもっとプレミアムでは、月額960円(本来かかる金額約13,000円の7%強)となっています。これは他社のマンガ雑誌の定期購読サービスと比べても破格のコストパフォーマンスです。

対象の一つである週刊少年マガジンに絞っても、1ヶ月分を購入すれば一冊340円の4冊分で1,360円ほどかかってしまいます。それを踏まえると、17誌のうち定期購読したい雑誌が数種でもあれば充分元がとれるほどお得なプランとなっています。

無料のポイントと有料のポイントで差がない

無料で入手したポイントと課金で獲得したポイントで用途に差がないところも特徴です。

他社のサービスだと、有料のポイントでしか読めないマンガがあり「無料のポイントはたくさんあるのに有料のポイントがなくて目的のマンガが読めない」といった問題が発生する場合がありました。その点コミックDAYSではそのような心配はなく、チケットが使えないマンガがあっても、無料のポイントを駆使すればエピソードを読むことが可能です。

そのため、サービスに課金しなければ絶対に読めないという作品は基本的に存在しません。

デメリット

チケットで読める作品が少ない

コミックDAYSは基本無料のアプリであり、ポイントも併用すればほとんどの作品は無料で読むことができます。しかし、最も手軽な手段であるチケットでのレンタルができる作品は、他社のサービスなどと比べると、割合としてはやや低めとなっています。

特に月刊誌で連載されていた作品だと、ページ数の都合かチケットに非対応になっている場合が比較的多いです。チケットに比べるとポイントは無料での入手性が安定せず、読むまでのハードルが高くなっています。特にコミックDAYSはチケットで読める話数が多いため、このデメリットがより顕著に感じられます。

検索機能が使いづらい

Webコミック配信サービスでは、読みたいマンガを見つけるために検索機能は必須であり、当然コミックDAYSにも搭載されています。しかし、当サービスの検索機能は他社のサービスに比べ、やや使いづらいのがデメリットです。

他社の検索機能だとジャンルや掲載誌などでの絞り込みができますが、コミックDAYSではフリーワードでの検索しかできません。検索の際に参照される作品情報は、タイトル、作者名、掲載誌であり、掲載誌を入力して検索すれば掲載誌の絞り込みも可能ですが、やや手間がかかります。また、ジャンルごとのマンガを一覧として見ることはできないため、好きなジャンルでマンガを探したいという方には不便な仕様です。

定期購読にはいくつか制限がある

コミックDAYSでの雑誌購読が、高いコストパフォーマンスを誇ることはメリットで解説しましたが、一方で制限されているところもあります。

まず一つは、紙の雑誌で掲載されていた部分が一部カットされている場合があるところです。具体的な例だと、一部記事やグラビアに袋とじ、マンガではモーニングで休載中の「バカボンド」が配信対象外となっています。

次に、定期購読の更新をしなかった場合、期限を過ぎてから1ヶ月経つとマンガ雑誌が全て読めなくなるという点です。価格の安さを考えると仕方ないことですが、他社のサービスでは、定期購読の解約後も引き続き購読した雑誌を読めるところもあります。そのため、雑誌をしばらく後から読み返したいという方にとっては向かないサービスです。

コミックDAYSをおすすめしたい方

講談社発行の作品を読みたい方

コミックDAYSのメリットとデメリットを紹介しましたが、その上で利用をおすすめしたい方としてまず挙げられるのは、講談社の作品を幅広く読みたい方です。同社の提供しているWebコミック配信サービスの中でも、少年誌、青年誌、女性誌などのマンガを取り揃えているのはコミックDAYSにしかない特徴です。

チケットに対応する作品が他サービスに比べ、割合的にやや低いというデメリットはありますが、それでも多くのマンガはチケットでお得に読めます。ボーナスポイントをうまく使えばほぼ全ての作品を無料で読むことができ、こういった点に魅力を感じる方であれば、コミックDAYSを利用する価値は大いにあります。 

お得に多くの雑誌を読みたい方

他には、講談社発行の雑誌をお得に読みたいという方にはコミックDAYSの利用を強くおすすめできます。コミックDAYSもっとプレミアムプランのコストパフォーマンスは他に類を見ないほどの高さで、読みたい雑誌に週刊誌が一種あるだけで元の値段より安く雑誌を読むことが可能です。

連載作品のなかには最新話がチケット非対応のマンガもあり、そういった作品が多い人にとっても大きな利点となります。

また、雑誌は紙で買うとどんどんかさばってしまいますが、電子書籍であればスペースをとることもありません。読みたい作品が非常に限られているという方や、作品を長く手元に残しておきたいという方以外を除けば、多くの人にとってお得なプランです。

コミックDAYSについての質問

ここまで、コミックDAYSについて様々な解説をしてきました。本記事を読んでくれた方のなかには「コミックDAYSの利用を前向きに検討している」という方もいるのではないでしょうか。

そこでここからは、コミックDAYSの利用を考えている方などに向けて、よくある質問や、利用前におさえておきたいところを解説していきます。

会員登録なしで利用できる?

コミックDAYSの利用にあたって、アプリ版であれば会員登録は原則必要ありません。しかし、場合によっては会員登録をする必要があります。

まず、アプリで解放したエピソードをWebサイトで読みたい場合です。スマートフォンのみで利用する場合は基本的にアプリで事足りますが、パソコンではWebサイト以外で読む方法がないため、パソコンを使いモニターの大画面でマンガを読みたい方は会員登録が必須となります。

次に、スマートフォンの機種変更の際AndroidからiPhone、あるいはその逆のように端末のOSが変わる場合です。GoogleアカウントとAppleIDでは購入情報の引き継ぎができないため、ポイントや購入したマンガを引き継ぎたい方も、必ず会員登録をしなければなりません。

解放したエピソードに閲覧期限はある?

解放したエピソードの閲覧期限についてですが、これはエピソードの解放した方法によって異なります。

チケットや動画広告によって解放した場合は「レンタル」という扱いになり、解放から72時間の期限が設定されます。期限を過ぎれば再びチケットやポイントを用いてエピソードを解放しなければならないため、注意が必要です。

ポイントによって解放した場合は「購入」となり、閲覧期限はありません。これはアプリで課金して獲得した有料のポイントだけではなく、キャンペーンでの配布など無料で入手したボーナスポイントでも同様です。したがって、後から読み返したいエピソードがあった場合は、ポイントで解放することをおすすめします。

まとめ

講談社は、他にもマガポケやPalcyといったWebコミック配信サービスを提供しています。しかし、バラエティ豊かなラインナップや、非常にお得な雑誌購読プランなど、コミックDAYSにしかない魅力があるのも確かです。

これらのサービスを既に利用している方も、新しくコミックDAYSを利用する価値は充分にあります。作品の検索などはWeb版とアプリ版では変わらないため、今回の記事を読んで興味を持った方は、まずマンガを探してみて読みたい作品があれば、ぜひアプリをインストールしてみてください。

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