「3者間の3者ってだれのこと?」
「3者間ファクタリングってどんな人が使うべきなの?」
「2者間ファクタリングと比べて、どっちが安く済むの?」
そんな悩みや疑問を持っているあなた!
この記事では「3者間ファクタリングとは何か?」や「3者間ファクタリングのメリットやデメリット」など、3者間ファクタリングに関する全てを網羅して解説していきます!
「3者間ファクタリングの利用を迷っている…」という方には非常に有益な記事になっていますのでぜひご覧ください!
目次
そもそも、ファクタリングとは?
ファクタリングの歴史は浅く、比較的新しい金融サービスです。
資金繰りに課題を抱えている個人事業主やフリーランス、中小企業に利用者が多く、
働き方が多様化しつつある近年注目されています!
ファクタリングとは、いわゆる「先払い」です。
利用者の入金待ちの売掛債権をファクタリング会社に売却することで、手数料を差し引いた請求金額の現金を受け取れる金融サービスです。
ファクタリングの仕組み
ファクタリングは、売掛債権を売却することにより現金を受け取ることができます。
ファクタリングの基本的な流れは以下になります。
![ファクタリング図解](http://factoring.excite.co.jp/wp-content/uploads/2021/01/E38395E382A1E382AFE382BFE383AAE383B3E382B0E38292E588A9E794A8E38199E3828BE381A8E383BBE383BBE383BB-1024x576.png)
- 利用者が売掛債権をファクタリング会社に売却
- ファクタリング会社が手数料を差し引いた金額を利用者に入金
- ファクタリング会社が売掛金を回収
ファクタリングのメリット・デメリット
ファクタリングにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?列挙して紹介します!
- 早く資金を受け取れるので、資金繰りがたやすい
- 保証人や担保が不要
- 信用情報に影響しない
- 万が一、売掛先が未払い・倒産しても回収義務がない
- 銀行融資に比べ手数料が高い
- 違法な悪徳業者が存在する
- 売掛金の範囲内でしか資金調達できない
ファクタリングのメリット・デメリットを詳しく解説した記事はこちら!
3者間ファクタリングとは?
3者間ファクタリングとは、利用者とファクタリング業者と取引先の3者間で行うファクタリングです。
3者間ファクタリングは、取引先が契約に加わることで貸し倒れのリスクが低くなり、手数料が安くなる傾向にあるので、少しでも手数料を安くしたい人におすすめです。
ただし取引先への通知と承諾が必要になり手続きに時間がかかるので、すぐに現金化したい人は注意しましょう。
3者間ファクタリングは以下の手順で行われます。
![3者間ファクタリング 説明](http://52.199.129.108/wp-content/uploads/2021/04/3者間ファクタリング-2-2-2.png)
- 利用者がファクタリングを利用することを利用者の取引先が承認したのち、ファクタリング会社と利用者の間でファクタリング契約を結ぶ
- ファクタリング会社が売掛金から手数料を引いた分を先払い
- 取引先がファクタリング会社に売掛金分を支払い
3者間ファクタリングのメリット
3者間ファクタリングは手数料が安い!
3者間ファクタリングは2者間ファクタリングと比べ、手数料が安いです。
2者間ファクタリングの手数料の相場は10%~20%程度、3者間ファクタリングの手数料の相場は1%〜9%となっています。
これは取引先が契約に参加しない2者間ファクタリングと比べて未回収のリスクが低いことに起因します。
ファクタリングの手数料について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
3者間ファクタリングだと審査に通りやすい!
3者間ファクタリングは2者間ファクタリングに比べ審査が通りやすいことが多いです。
3者間ファクタリングでは、利用者の取引先が契約に参加するため、ファクタリング業者が取引先から直接代金を回収することができます。
「利用者が入金された売掛金を持ったまま破産してしまう」などの事態を考慮しなくてよい分、売掛金の未回収リスクが低くなるのです。
ファクタリングの審査について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
3者間ファクタリングのデメリット
3者間ファクタリング利用時には取引先の承認を得る必要がある
3者間ファクタリングは契約に取引先が参加するので、取引先がファクタリングの利用に合意する必要があります。
取引先へ負担を強いることにもなり、取引先のファクタリングへの理解がない場合には断られてしまうかもしれません。
また、ファクタリングを利用することを取引先に知られてしまうことは取引先との関係の悪化を招く可能性があります。
利用する場合は事前に取引先と相談しておきましょう。
3者間ファクタリングは入金スピードが遅い
3者間ファクタリングは契約に取引先が参加するので契約の説明や締結に時間がかかり、審査の手間も増えます。そのため、2者間ファクタリングに比べ、入金スピードが遅くなっています。
2者間ファクタリングの多くは1週間以内に入金が完了しますが、3者間ファクタリング場合には、1~2週間以上かかります。
そのため、「今すぐに現金が必要!」という方には3者間ファクタリングはおすすめしません。
即日で利用できるファクタリングについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
3者間ファクタリングを利用すべき人はどんな人?
3者間ファクタリングのメリット・デメリットについて解説しました。
では、具体的にどのような人が3者間ファクタリングを利用すべきなのでしょうか?
できるだけファクタリングの手数料を抑えたい人
3者間ファクタリングは2者間ファクタリングと比べて手数料が安いです。
2者間ファクタリングの手数料の相場は10%~20%程度なのに対し、3者間ファクタリングの手数料の相場は1~9%となっているので、少しでも手数料を抑えたい人には3者間ファクタリングがおすすめです。
ファクタリングの手数料について詳しく解説している記事はこちら!
取引先にファクタリングの利用が知られても構わない人
3者間ファクタリングは契約に取引先が参加するので、ファクタリングの利用が取引先に知られてしまいます。
一方で手数料が安い、審査に通りやすいなどのメリットがあります。
そのため、ファクタリングの利用を取引先に知られても構わない方には3者間ファクタリングがおすすめです。
ファクタリングの入金に時間がかかっても問題ない人
3者間ファクタリングは契約に取引先が参加するので契約の説明や締結に時間がかかり、審査の手間も増えます。
そのため、2者間ファクタリングに比べ、入金スピードが遅くなっています。
ファクタリングのメリットは、何といっても融資などと比べて早い入金スピードです。
3者間ファクタリングの場合でも融資とは比べ物にならない1~2週間というハイスピードですが、もっと早く、例えば即日や1週間以内に現金が欲しいという方には2者間ファクタリングをおすすめします。
しかし、入金スピードが2者間ファクタリングよりは遅いことに目をつむれば、手数料が安かったり、審査に通りやすいなどのメリットがある3者間ファクタリングの方がお得です。
いつまでに現金化が必要なのか判断し、ご利用ください。
売掛金額が大きい人
ファクタリングは利用金額の5~20%が手数料として、ファクタリング会社に支払われます。
つまり、売掛金の額が大きければ大きいほど手数料が高くなります。
2者間ファクタリングの手数料の相場は10%~20%程度なのに対し、3者間ファクタリングの手数料の相場は1~9%となっています。
売掛金が多い場合はこの差がかなり効いてきますから、3者間ファクタリングを利用することで手数料を安く抑えるのがおすすめです。
2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの違いは?
2者間ファクタリングと3者間ファクタリングは並べて解説されることが多いですが、多くの面で異なる特徴を持っています。
ここでは、2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの違いについて解説していきたいと思います。
取引先への通知の有無が異なる!
2者間ファクタリングでは、ファクタリングを利用することを取引先に通知されることはありません。これはファクタリング会社と利用者の2者間で契約が完結するからです。
これに対し、3者間ファクタリングでは取引先に通知され、実際に取引先も契約に参加する仕組みになっています。
ただし2者間ファクタリングでも、利用者が返金を延滞したまま音信不通になった場合などにはファクタリング会社が取引先に連絡をとることがあります。
また、ごく稀に存在する悪徳業者についてはその限りではありません。
2者間ファクタリングの優良業者を選ぶにあたっては以下の記事をお役立てください。
ファクタリング手数料の相場が違う!
利用者の取引先が契約に参加するため売掛金の未回収リスクが低くなる3者間ファクタリングは、2者間ファクタリングに比べ手数料が安くなる傾向にあります。
2者間ファクタリングの手数料の相場は10%~20%、3者間ファクタリングの手数料の相場は1%~9%となっています。
ファクタリングの手数料は融資などと比べて高額なので、少しでも手数料を抑えたい人には3者間ファクタリングをお勧めします。
審査の厳しさが違う!
3者間ファクタリングは、2者間ファクタリングに比べ審査が緩いことが多いです。
これは3者間ファクタリングでは利用者の取引先が契約に参加するため、売掛金の未回収リスクが低くなることが理由です。
もちろん審査が厳しいとされる2者間ファクタリングでも、信用情報や提出書類等に問題がなければ大丈夫です。
ただ、審査に落ちる可能性を少しでも減らしたいという方は3者間ファクタリングがおすすめでしょう。
支払いの方法が異なる!
2者間ファクタリングと3者間ファクタリングでは、売掛金の回収の手順が異なります。
3者間ファクタリングの場合には取引先が直接、ファクタリング会社に売掛金を振り込みます。
しかし、2者間ファクタリングの場合には利用者に売掛金が支払われたのち、利用者がファクタリング会社に再度売掛金を振り込む必要があります。
2者間ファクタリングを利用していてファクタリング会社への振り込みを忘れてしまうと、最悪の場合は取引先へ連絡されてしまうことにもつながるので注意しましょう。
おすすめの3者間ファクタリングサービス【厳選4選】
株式会社ビートレーディング
![ビートレーディング 選ばれる理由](https://factoring.excite.co.jp/wp-content/uploads/2021/07/Screen-Shot-2021-07-05-at-11.50.54-1024x655.png)
手数料:2%~
ビートレーディングのサービス開始は2012年と比較的歴史のあるファクタリング会社です。
株式会社ビートレーディングが提供するビートレーディングのおすすめポイントは、豊富な経験とサービスで、多様なニーズに対応可能です!
2者間 | ◯ |
3者間 | ◯ |
手数料 | 2%〜 |
買取金額 | 上限・下限なし |
入金スピード | 最短12時間 |
オンライン完結 | △(契約方法は申請内容に応じて指定される) |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビートレーディング |
株式会社ウィット
手数料:未記載
株式会社ウィットの提供するファクタリングサービスのおすすめポイントは、小口専門であること・丁寧な対応です!
2者間 | ◯ |
3者間 | ◯ |
手数料 | 未記載 |
買取金額 | 30万円〜上限なし (小口が得意) |
入金スピード | 最短2時間~2日 |
オンライン完結 | ◯ |
対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ウィット |
株式会社ウィットのサービスについて詳しく知りたい方は、以下の紹介記事もご覧ください!
株式会社トップ・マネジメント
![](https://factoring.excite.co.jp/wp-content/uploads/2021/07/スクリーンショット-2021-07-17-22.15.50-1024x546.png)
手数料:3.5〜12.5%
株式会社トップ・マネジメントの提供するファクタリングサービスのおすすめポイントは、十分な実績と取引の速さです!
2者間 | ◯ |
3者間 | ◯ |
手数料 | 2者間3者間ともに3.5〜12.5%(ゼロファク利用時最大10%の優遇措置あり) |
買取金額 | 30万円〜 |
入金スピード | 即日〜1週間 |
オンライン完結 | ◯ |
対応エリア | あり |
運営会社 | 株式会社トップ・マネジメント |
株式会社トップ・マネジメントのサービスについて詳しく知りたい方は、以下の紹介記事もご覧ください!
「マネーフォワードアーリーペイメント」(マネーフォワードケッサイ株式会社)
![MF KESSAI イメージ](http://13.115.57.170/factoring/wp-content/uploads/2021/03/スクリーンショット-2021-03-30-10.30.51-1024x393.png)
手数料:1.0〜10.0%
「マネーフォワードアーリーペイメント」はマネーフォワードケッサイ株式会社が提供するファクタリングサービスです。大手である信頼感・調達可能額の大きさがおすすめポイントです!
2者間 | ◯ |
3者間 | ◯ |
手数料 | 1.0~10.0% |
買取金額 | 〜数億円 |
入金スピード | 初回:最短5営業日 それ以降:最短2営業日 |
オンライン完結 | ✖️ |
対応エリア | あり |
運営会社 | マネーフォワードケッサイ株式会社 |
「マネーフォワードアーリーペイメント」について詳しく知りたい方は、以下の紹介記事もご覧ください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
3者間ファクタリングは,
- 手数料が安い
- 審査に通りやすい
などのメリットがありますが、
- 取引先へ通知される
- 入金スピードが遅い
などのデメリットもあります。
2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの両方を検討し、よりニーズに合ったファクタリングを利用することをお勧めします。
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