【写真】スピルバーグ監督来日!『レディ・プレイヤー1』ジャパンプレミアフォトギャラリー
スピルバーグ監督より8歳年下のキャメロン監督。スピルバーグ監督が映画制作においてそれまでになかった新しいビジョンをもたらしたと話しているが、スピルバーグ監督は「子供の頃に自分の想像力を刺激したのは、単純に恐怖心だった」と語っている。刑事ドラマのような娯楽性の高い番組は見させてもらえなかったというスピルバーグ監督は、「『バンビ』の森の火事のシーンに恐れおののいた。『ファンタジア』の山から登場する悪魔よりも恐かったかもしれない」と回顧する。
キャメロン監督は『未知との遭遇』以前は宇宙人がモンスターとして扱われることが多かったと指摘し、スピルバーグ監督が「宇宙人の描き方を変えた」と話す。
6~7歳の頃から天体を見るようになり、空を見上げて過ごす時間が長くなったというスピルバーグ監督。「『E.T.』の仮題は『空を見て』だった。1951年の『遊星よりの物体X』の最後の台詞みたいなものだ。父の影響で空を見上げながら、‘あそこからはいいものだけが来るべきだ’と言ったのを覚えている」と、『未知との遭遇』や『E.T.』などが誕生するきっかけとなる幼少期に受けた影響を語っている。